気が付けば喪服が必要になってくる世代
いわゆる氷河期世代といわれる者の一人ですが、この世代になると急激に必要になるものがあります。
それは喪服です。
知り合いや身内のお葬式が、そろそろ頻繁になってきます。
最近友人に「(葬儀に参加するのだが)何を準備すればいい?」と相談を受けたのですが、葬儀関係の準備が大変そうでした。
私も昔、急に喪服が必要になって慌てたことがありました。
「必要になった時に買えばいい(レンタルすればいい)」
そう思っている人もいるかもしれませんが、事前に準備をしておく方が良いという経験の話です。
喪服を持っておいた方が良い理由
喪服が必要な場面は、突然やってきます。
私は身内が亡くなった時に喪服を持っていなくて、準備がかなりバタバタしました。
そんな時に感じたのが、「あらかじめ持っておけばよかった」という後悔です。
- 必要になってから揃えるとバタバタして大変
- サイズやデザインがない場合がある
- 費用が高くなる場合がある
喪服は唯の黒い服ではありません。
フォーマルブラックという特別な色と生地を作られた、礼服です。
葬式に参加するとわかりますが、礼服用の生地でないとかなり浮きます。
必要になって店に行くと、デザインの選択肢がなかったりサイズがない場合もあります。
正直なところ、通販で揃えておく方が費用も安く済みます。
どうしても揃える時間がなかったり用意できないときは、レンタルという手もあります。
経験上、30代になったら一着は用意しておいた方が良いと思います。
喪服を用意しておくのは失礼ではない
喪服を用意しておくのは、誰かの死を願っていると感じるかもしれません。
不吉だと思うかもしれません。
しかしそうではないと、思います。
事前に準備ができていると、きちんとした状態で葬儀に出ることができます。
結果的に自分に余裕が持てます。
死に対しての準備は、私たちの世代は多くなります。
自分の事よりも周囲に増えるからです。
少し気が滅入るかもしれませんが、改めて喪服は用意しておく必要があると、ひしひしと状況を感じてきます。
死が身近になる世代でもある
氷河期世代は、どうしても「死」を身近に感じてくる世代です。
喪服もそうですが、葬儀に関するマナーや知識も必要性を強く感じてきます。
ネットや本で知ることもできますが、地域や宗派によって微妙に違うので大変です。
私が初めて葬儀に出た時も、香典の書き方や準備の仕方一つも知りませんでした。
「調べておけばよかった」
「マナー本を手に入れておけばよかった」
等々、色々な後悔があります。
喪服も含め、葬儀一般の知識も必要になってきます。
そういうことを意識する年代になったのだと、歳を感じるのが正直なところです。