そろそろアレな世代の話をしようか

氷河期世代の雑記ブログ(趣味や日常中心)

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年に一度の帰省を苦痛と思っている人間がいることを知ってほしい

今週のお題「わたしの実家」

帰省という苦行

alu.jp

帰省って楽しいですか?

私は正直言って苦行です。

それでも年に1回、お正月に帰るようにしています。

それはなぜか?

「年に一度ぐらいは顔を見せておいたほうがいいかな」という自分の中の義務感と、「世間的な常識」という強迫感からの行動です。

つまり私にとって、帰省という行為は精神的な苦行です。

世の中には「帰省は楽しみ」「正月や盆に帰省するのは普通の事」と感じる人もいると思[います。

しかし楽しくないと思う人間もいて、その心中や理由を赤裸々に晒していきたいと思います。

滞在時間は半日程の帰省

実家へ帰省すると、滞在時間が約半日です。

それ以上はかなり精神的にきついです。

そのため泊まらずに日帰りです。

 

正月の帰省の中身を具体的にいうと

新年の挨拶をし、お節料理をつまみ、ちょっと雑談。

その後墓参りをして休憩、その後に自分が住んでいるところに帰ります。

帰省が楽しくない理由

何故帰省が楽しいと思えないのか。

その理由をまとめると、以下のようになります。

・実家で過ごす時間が退屈

・特に家族に会いたいわけではない

・地元に愛着がない

・特に会いたい友達がいない

・交通費がばかにならない

・帰省するために長時間必要である

 

上記の内容で、しかも約半日の帰省に

「淡白すぎて薄情ではないのか」と思う人もいるかもしれません。

しかしこれくらいの距離感のほうが、私の精神衛生上丁度いいんです。

元々私は実家にいたころから親と考え方の方向が違うことが多く、合わないなという思いがありました。

だからこそ、これぐらいの距離感のほうが楽です。

しかも地元に愛着がないので、特に郷愁を感じることもありません。

私の帰省先は田舎なので、そもそも外に遊びに行こうにも娯楽がほとんどないのでやることがありません。

つまり新年の挨拶などやるべきことをしたら、やることがないんですね。

かといって親と積極的に話したいかというと、そうでもないので。

流石にそうなってもすぐに帰りませんが、内心は「帰りたいなあ」とぼんやりと思い出しています。

 

そのくせ遠方からの移動になるので、交通費が結構かかります。

移動も疲れます。

新年早々の難事業です。

でも帰省するのは義務感とちょっとした愛情かもしれない

それでも帰省するのは、一応親に対する義務感からです。

「一年に一度は顔を見せておいたほうがいいかな」

そんな思いと、親の状態を見るというのも正直あります。

幸いまだ健康ですが、やはり歳をとるのは誰であっても逃れられません。

親は親なりに愛情を持ってくれているのをわかっているので、自分の中で完全に振り切ることができないのが「義務感」と感じているのだと思います。

もう一つが、親と接すると多少は後ろ髪を引かれる思いがあるからなのもあると思います。

 

滞在期間の短さや理由から「帰省が嫌な人=親子関係がうまくいっていない人」と推測するかもしれません。

確かにそれは一因かもしれませんが、そんな単純な話ではないのではないでしょうか。

私の場合は、親との距離感がこれぐらいで丁度いいのです。

帰省するのが当たり前と思わないでほしい

ここ数年はコロナを理由として、帰省をやめた人が多くいます。

私のように帰省を避けたい人は、本当にほっとしました。

 

この「ほっとした」という気持ちには、昔言われたことが関係しています。

「本当は帰省したくない」

「帰省するのがいやだ」

という事をうっかり職場で話してしまったら、「そんな考えは変だ」「親と仲良くするのは当然だ」「帰省を避けようと考えるなんて信じられない」という事を非難されてしまいました。

こういう価値観の人って、意外といるんですよ。

親子だから必ず仲良くなるわけでもなく、子供が従順になるわけでもありません。

帰省をする義務もなければ、常識でもありません。

 

世の中にはいろいろな感情と関係の家族がいます。

様々な規制をしたくない理由や事情を抱えた人がいます。

経済的なこと、感情的なこと、時期的なこと等々。

でも当然と思っている人は、なぜか世間の常識として押し付けてきます。

不思議とその価値観を押し付けてくる人は、自分の価値観=世間の常識として帰省以外のことも当然として認識していることが多々あるのです。

私はそれをやめてほしいと心の底から思っています。

「無理なものは無理」なことは、故人によって違うんです。

帰省だけでなく、自分の価値観が世間の常識ではないことに気が付いてほしいです。

だから、帰省をするのが当たり前、という考えを少しでも柔らかくとらえてほしいなと思います。

 

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