タピオカが数回目のブームを迎えています。
今回のブームで初めてタピオカを飲みました。
その感想です。
タピオカのお店はすごい行列
梅田の茶屋町を通りかかった時、物凄く長い行列ができていました。
これは何だろうと行列の先を見たら、タピオカのお店。
ニュースやネット記事でよくタピオカのお店に行列ができているのを見ましたが、実際に見ると迫力です。
客層は10代~20代の女の子がほとんどでしたが、カップルや男の子同士のお客さんも行列に並んでいました。
行列の人達を見ると、ブームが10~20代の女性を中心に発生していることが見て取れます。
とりあえずタピオカドリンクを飲む
「並んでまで何故飲む!?」とずっと思っていたんです、正直なところ。
昔経験したタピオカブームのタピオカは、小さい、丸い、透明、というものでした。
飲むというよりもヨーグルトに混ぜて食べたり、飲み物に入れて飲み込む事が多かったと覚えています。
当時タピオカのプチプチクニクニとした食感は、新鮮でした。
「タピオカブーム?飲むの?」
と、斜に構えていました。
ですが今回「今はやっていることも経験しなきゃ。斜に構えてるだけじゃどんどん感性が老化しちゃう」と思い、飲んでみました。
今回選んだのは、スムージーにタピオカが入ったものです。
タピオカを飲んでみた感想は
一口目は「うわ、甘い!冷たい!」からの、突然のタピオカ。
スムージーの甘さが、まずストレートに口の中に広がります。
そしていきなりタピオカが口の中に飛び込んできました。
口の中で感じたタピオカは、想像より小さくてびっくりしました。
店頭で写真を見たとき、直径が2cm程度を想像していたんです。
それが1cm程度だったので、ちょっとだけ肩透かし。
味は黒糖の風味と甘さがあっておいしいです。
飲む、吸い込む、噛む、飲む、吸い込む、噛む。
これを順調に繰り返していました。
そして気が付いたら、タピオカだけ残ってました!
あれ?!これ、同時に食べ終わるのに練習が必要!?
どうもタピオカとその他の配分をどうするかは、慣れが必要みたいです。
よくタピオカだけ残されて捨てられているのを見ますが、こういうことだったんだと実感しました。
暑い日でもあったので、スムージーの冷たさが心地よかったです。
タピオカ自体にも甘みがあり、スムージーにも甘みがあり。
二つの甘みの相乗効果で最初は驚きましたが、飲み終わるころには慣れました。
「おいしいね」という感想はありますが、これを並んでまで食べるか!?といわれたら・・・正直なところ、私は並ばないかな。
タピオカを実食して思った正直な感想を
素直に美味しかったです。
口に含んだ時の食感、噛んだ時のタピオカ自体から感じる甘みと味の変化、見た目とのギャップ。
タピオカという、食のエンターテインメント。
これは10代の女の子が飛びつくのがわかります。
初めてタピオカを食べた時に感じた、未知の食感のワクワク感と楽しさ。
味も甘めな商品展開が多く、女の子が飛びつきそうなもので固めています。
「食べ物」に「お楽しみ感」の付加価値が付いたものだと実感しました。
今のタピオカブームってどれだけ続くかな
各地に続々と店舗ができていますが、クレープのような根付き方はするかな?と少々疑問です。
特にこれからの季節は、寒くなってきますしね。
残っても原宿とか、そういう「女の子がいっぱい集まるところ」じゃないかな、と予想しています。
あるいはお茶系店舗の一メニューとして残るか。
タピオカという商戦の根付き方は、これからが本当の勝負ではないでしょうか。