Windows7のサポートは法人と個人で期限が違う
Microsoftより先月、企業向けにWindows7のサポート期間を有償で延長することを発表しました。
2023年1月までですが、1年ごとにサポート料金は上がっていきます。
企業にとってWindows7を使い続ける事によって、負担が毎年増えることになります。
企業で使っているPCのOSを入れ替えることは、かなりの負担です。
システムによっては簡単にOSを変えることができないので、そういう企業にとっては猶予ができました。
ですが個人のWindows7は、2020年1月14日でサポート期間が終わります。
この点に変更はありません。
サポート期間が終わるとどうなるの?
OSのサポート期間が終わると、どうなるのでしょうか。
Windowsの場合は、Microsoftが対象OSのバグ修正や機能改善をしなくなります。
そのためセキュリティ面が危険になります。
アンチウィルスソフトを入れていても、根本的なセキュリティの抜け道があるので、危険度は高くなります。
また使っているソフトも、段々と古いOSに対応しなくなってきます。
早めにWindowsをアップグレードしておく方が、安心です。
Windows8.1から無料でWindows10にアップグレード可能(2019年8月時点)
2016年7月29日に、Microsoftの無償Windows10アップグレードが終わりました。
その後は無料でWindows7/8/8.1をWindows10にアップグレードをできないと思われがちですが、可能です。
- Windowsの正規ライセンスをもっていること
これが条件です。
私が持っているPCでWindows10にアップグレードしてみましたが、まだ無償で可能でした。(2019年8月)
個人で使っているPCで、最初からOSが入っているタイプなら、まずライセンスの心配はないと思います。
ただしネットオークションなどの中古PCの場合、まれに正規ライセンスでないものがあるので注意が必要です。
!!Windows10にアップグレードする前の注意点!!
- PCのスペックがWindows10の必要とするスペックを満たしているかチェック
- PCの型番によっては、メーカーがWindows10未対応(ドライバなど)
- 必要なデータはバックアップを取っておく
Windows10の必要スペックは、必ずチェックしておいてください。
アップグレードしても重すぎて使えない、対応してないならば、買い替えが一番確実です。
PCの型番によっては、メーカーがWindows10未対応のものがあります。
それでも実際使えるスペックのPCもあります。
その判断は個人の責任です。
大切なデータや設定は、必ずバックアップを取ってください。
入れたままアップグレードもできますが、データが壊れても自己責任です。
余程でなければデータが壊れることはありませんが、用心したほうが安全です。
Windows10へのアップグレード方法
3.自分が行うアップグレード方法の解説を読んで、確認
4.そのままツールを実行していく
5.アップグレード終了
その後Windows10の更新をかければ、今までのバッチが当たります。
私はそのままPCをアップグレードにしたので、「このツールを使用して、このPCをWindows10にアップグレードする」のやり方でやりました。
このやり方が、一番手間がなく簡単です。
時間で言えば2~3時間程度でしょうか。
途中でファイルが進まない事態が発生しましたが、それがなければもっと早いと思います。
その後のバッチを充てるのにも時間が必要なので、実際はもう少しかかるかもしれません。
途中で「引き継ぐ項目」を選択する場面がありますが、特に迷うこともないと思います。
プロダクトキーはツール側が自動で認証してくれるようで、入力しなくても大丈夫でした。
思ったよりも簡単なので、Windows10へのアップグレードは敷居が低くできると思います。
2020/1/26追記)この時点でWindows7の個人アップデートは補償外ですが、まだ同じ方法でWindows10に無料でアップグレードできます。
アップグレードしたその後
Windows10 HomeにOSをアップグレードしたわけですが、その後PCは無事使えています。
ただ手持ちのPCがwifi接続が不安定になりました。(対処済みだけど、時々なる)
それはOSの問題ではなく、PC側の問題でした。
これが発生するかどうかはPCとメーカーの問題なので、かけではあります。
しかしそれ以外は、快適です。