日本で本格的なブラックフライデー
ブラックフライデーとは、感謝祭あけのセールのことです。
アメリカでは、感謝祭の在庫をはくためのセールを特に指しています。
そもそもは在庫をなくすためのセールですが、消費者にとっては安く商品を手に入れることができ、また時期的にクリスマスプレゼントを探すのにぴったりのようです。
年末商戦の幕開けでもあるので、余計にお祭り騒ぎになるようです。
アメリカの一大セールでもあるので、よくニュースで客が店に駆け込んだり、すごい勢いで商品を手にしてる映像を見たことがあると思います。
年末の風物詩のような位置づけでしょうか。
話題のきっかけはAmazonのセール
日本で11月にセールは、あまりありませんでした。
2016年頃から大手量販店などがセールをやって話題に上がっていましたが、広がりはあまりなかったように思います。
しかし今年、Amazonが日本で初めてブラックフライデーを行うと話題になりました。
「ブラックフライデー」という名称が今年広まったのも、Amazonのセールの影響が大きいと思います。
やっぱり価格で問題が発生したよね
前々からAmazonは、中国の業者による悪質な値段操作や品物問題、サクラレビューが言われていました。
今回も、セール前に値段を以上に釣り上げて、セールに通常価格かそれよりちょっぴり安い、というほぼ詐欺のような事が発生しました。
chromeのアドオンで、値段の推移をチェックできる「keepa」があります。
今の価格が本当に安いのか、値段の比較ができるアドオンです。
これを使って値段の推移をチェックして、問題が発覚しました。
（すぐにAmazon側で対応済）
Amazonのブラックフライデーは注目されていただけに、この問題が出たときに「やっぱりね」という感想と「セールでも買っていいのかどうか」という雰囲気になっていたと思います。
Amazonのブラックフライデーで買えなかった
そんな昨今のAmazonの問題点が浮かび上がったブラックフライデーですが、事前の公開商品で狙っていたものがありました。
しかし瞬殺。
台数も少ないうえに、いつもより千円程度値引きされていたので余計に狙われてしまいました。
その他の商品を見てみましたが、そこまで欲しい商品もなく。
結局Amazonでは何も買いませんでした。
その他のブラックフライデーはどうだった？
ちょっと量販店を色々見てみましたが、特にほしいものはありませんでした。
それに見ていて思ったのですが、そこまで値段が安くない。
ファストファッションの店も、まだまだこれから需要があるせいか、冬服もそこまで値段が下がっていません。
ブラックフライデーが冬のこの時期の消費の呼び水になるには、まだまだ時間がかかる気がします。
全体的に値引き率も中途半端だし、もう少し待てば本格的な年末年始のセールが始まります。
そこまで待つかな？と思ってしまいました。
