ブログの文章をどう書くか、それが問題だ
ブログを書く上で「文章をいかに書くか」ということは、とても大切なことです。
ネタがどんなに面白くても、文章がつまらないと読んでもらえません。
名文や名言を書くわけではありません。
人が読んで伝わる文章術が、必要です。
伝わる文章の書き方には法則がある
文章術と聞くと、小難しい日本語の理論や書き方の法則を連想するかもしれません。
本格的な文章術や日本語の法則や理論を学ぶなら、難解な理論を学習する必要があります。
しかしそれは、あまり実用的とは言えません。
大切なのは
- 5W1Hを意識する
- 読んでくれる人の立場に立って文章をかく
これが伝わる文章を書く時に最低限大切なことで、同時に究極の目標です。
5W1Hとは
よく文章術を解説した本に、「5W1H」という単語が載っていると思います。
その内容は
who(誰が)
when(いつ)
where(どこで)
what(何を)
why(なぜ)
how(どのように)
ブログだけではなく、ビジネス文章やメール、手紙、年賀状など「伝えること」が目的の文章に共通の事柄です。
読んでくれる人の立場に立って文章を考える
自分がわかっている事柄を、相手がわかっているとは限りません。
例えば目の前の人達が「昨日の夜楽しかったね」「そうだね」と会話をしたとします。
もし自分が会話をした人達と昨晩過ごしていたなら、これだけで「楽しかった」内容がわかります。
会話も続けやすくなるでしょう。
しかし自分と会話をした人達が赤の他人だとしたら、昨晩なにがあったのか、何が楽しかったのか、さっぱりわかりません。
前後の会話で読み取るか、聞くしかありません。
読んでくれる人の立場を考えて文章を書くのが、とても大切です。
言いたいことが書けたら、含ませていけばいい
ブログを書くときに「これはいいたい」という事があります。
それを核として文章を膨らませると、読む人にわかりやすく伝わりやすい文が書けます。
シンプルですが、文章術の極意だと思います。
一番大切なのは、「自分は何を伝えたいのか」という核となる意見や感想があることです。
そこから全てが始まります。
たった1文の言いたいことから、ブログは書ける
核になる文があると、それに付属するばらばらの情報があります。
その情報を5W1Hと相手の立場を考えて、文章を作ってみます。
例として「昨晩友達と食事をして、楽しかった」という感想を核とし、ばらばらの情報を組み合わせて長文にしてみたいと思います。
自分が知っている情報を思い出して書き出してみます。
学生時代からの友人、こじんまりした料理店、美味しいと評判、イタリアンを食べた、仕事が終了した後、悩みを相談したかった、気分がすっきりした
核となる感想からわかっているのは
who(誰が)=自分と友達、when(いつ)=昨晩
だけです。
ここに自分が知っている情報を肉付けしていきます。
「仕事が終わった後に、学生時代からの友人と待ち合わせをした。
悩みを友人に相談したかったからだ。
食事でもしながら、ということで美味しいと評判のイタリアンレストランに行った。
こじんまりとしたレストランだったが、評判通りに料理が美味しく、友人と話が盛り上がった。
そのせいか気分が軽くなり、すっきりすることができた。
美味しい料理と楽しい会話で、とても楽しい夜を過ごすことができて満足した。」
読む人が知りたい情報や疑問点を、解決できる内容を伝えることができました。
たった1文からでも、文章を膨らませることは可能です。
後は実践あるのみ
文章術という理論をしったら、あとは経験を積んでいくことが大切です。
そうすることで自分だけの文章が書けるようになると、思います。
「3行しか書けない人のための文章教室」は、実践的な文章術が具体的にわかりやすく書かれています。
文章術を学んでみたいけど、どれを読んでいいのかわからない人にもおすすめです。