奈良で一度は行きたかった唐招提寺
刀剣乱舞関連で春日大社に行きましたが、せっかくなので唐招提寺にも行ってきました。
雨でしたが、美しい寺でした。
春日大社よりも、落ち着いてまわることができました。
唐招提寺とは
奈良時代に平城京を中心に栄えた仏教の主要な6派を、南都六宗といいます。
鑑真和上が渡日した際の私寺として、当初は使われていました。
天平文化の貴重な建物が残っており、世界遺産に登録されています。
鑑真和上坐像(国宝)は、特別な日にしか公開されません。
その像を模したものが普段は公開されており、見ることができます。(撮影不可)
南大門から見える金堂の美しさ
南大門のところに、拝観料を収めるところがあります。
大人600円(団体で480円)です。
門をくぐると力強さと優美さを感じる金堂が。門をくぐったときに感じる「広さ」の演出は、見事です。
天平文化の特徴を感じる、屋根のそりがたまらない。
開山御廟に行くまでの苔の美しさ
小さな門をくぐると小道があるのですが、その両脇に苔の庭が続いています。
この苔の美しさは、浮世離れした世界でした。
個人的にぞわっとしたのが井戸の場所
建物の中に、大きな井戸があります。
少量ではありますが、いまだに水がわいているとか。
何故かここに来ると、不快な感じではなく、ぞわっとするものを感じました。
なんでなんだろ?
この井戸は、鑑真和上が掘ったという話が残っているそうです。
この周りはお庭も美しく、水辺を楽しめるようになっています。
一年中それぞれ表情が違うようで、他の季節にも来たくなりました。
実は鬼瓦も楽しい
この手の神社仏閣には、必ず鬼瓦があります。
魔除けの一環でつけられますが、デザイン的にユニークなものが多いので楽しみにしています。
神社仏閣の鬼瓦は、鑑賞ポイントとしてお勧めです。
同じ金堂の鬼瓦ですが、デザインが違います。
表情に違いがあるのも、楽しい。
本物の鑑真和上坐像を見たかったのですが、特別公開日ではないので見ることができませんでした。
しかし鑑真和上坐像を模したものを見ることができたので、それだけでも満足です。
想像していたよりもリアルで、そして穏やかなリアルさがありました。
境内の雰囲気も落ち着いていて、いいお寺だなーと感じました。
是非奈良に旅行に行くなら、見てほしいお寺です。