一人暮らしの防犯対策していますか
私は昔、見知らぬ人に後を付けられていた経験があります。
それも数週間つけられていたことが後々判明し、ぞっとしました。
幸い犯罪に巻き込まれることはなかったのですが、以外と気がつかないものです。
それ以来防犯対策を意識するようになりました。
生活の中の「ちょっと気をつける防犯対策」について、私が実践しているものや知識も含めて書いていきたいと思います。
生活の中で自分でできる防犯対策
一口に防犯対策といっても、セキュリティ会社と契約する本格的なものから、日常で簡単にできるものまで色々あります。
生活の中で自分でできる防犯対策をあげると
- ゴミは個人情報を特定されないようにし、ゴミだしは朝行う
- ドアスコープや新聞受けなど、外からドア越しに部屋の中を覗かれないようにする
- カーテンの色を外からなるべくわからないようにする
- スカートやワンピース、下着などは、外からなるべく見えないように干す
- インターフォンカメラや監視カメラのある物件を探す
- ドアフォンなどを自分で設置する
- 建物の入り口にセキュリティがあっても、油断しない
- 電話はすぐにとれる位置に置いておく
- ポストは綺麗にしておき、1日1回は郵便物をチェックする
- 通販など荷物の配送は、コンビニや宅配ボックス受け取りにする
- 明るい道を通るようにする
- 怪しいと思ったら人がいるところに駆け込む
- 通り道をランダムに変更する
- 帰宅後すぐに電気をつけない
これを全部実行すると、結構大変と思うかもしれません。
しかし自分が行えることを実行し、状況にあわせるのが大事だと思います。
生活していく上で個人情報をなるべく漏らさないようにする対策
最優先の防犯対悪は、自分が生活していく上での個人情報やプライバシーを守る事です。
正直な話、生活をしているだけで住人の個人情報はそれなりに漏れてしまいます。
それは洗濯物であったりカーテンからであったり、照明の点灯であったり。
ちょっとしたことで住民の性別、生活サイクル、ある程度の好み、年代が推測できます。
かといって生活をする上で、必要な事です。
洗濯物を干すときは、下着類や体型がわかるもの(スカートやワンピース等)を見えにくいように干したり、一晩中外に干しっぱなしにしいないように気をつけます。
どうしても乾かない時は部屋干しに変更したり、乾燥機などを活用します。
出しっぱなしにしておくと盗難の危険性と、誰かがベランダに潜んでいても隠れやすくなるからです。
カーテンとレースカーテンの併用は、プライバシーを守るために有効です。
外から室内が見えにくくなり、夜でも室内が透けて見えない機能のレースカーテンもあります。
同時に光熱費の節約になるので、是非組み合わせて使ってください。
ゴミを捨てるときは、シュレッダーなどを使って個人情報を特定されないようにします。
そしてなるべく、朝方にだすようにします。
夜出すとゴミを覗かれても、気が付きにくです。
特に路面のごみ収集所は、朝方の方がいいでしょう
ゴミの中には人に見られたくないものもあります。
生活の中身を丸裸にされるようなものです。
ドアスコープを外から覗くと、やり方によっては部屋の中を見ることができる事は割と広がっていると思います。
防ぐ為には特に難しい道具は、必要ありません。
磁石がくっつくなら100円ショップで売っている大きめサイズの丸形マグネットを貼ったり、マグネットシートを貼るだけで見えなくなります。
磁石が使えないドアなら、布や厚紙を分厚くしてテープなどで固定してやるといいでしょう。
マスキングテープのみをドアスコープに貼るのが一番簡単ですが、光が漏れやすいのとレンズをはずされたときに破れやすいので、避けた方がいいと思います。
ドアに新聞受けや郵便受けがついている場合、外から覗かれないように工夫するのが大切です。
ポストを綺麗にしておくのは鉄則
アパートやマンションでは、各部屋のポストがまとめて設置されていることが多々あります。
鍵をつけるのもいいのですが、ポストの中身を綺麗にしておくことが大切です。
郵便物をためない、というのは防犯対策では大原則。
郵便物は個人情報の塊であり、同時にその人の生活態度がよく見える場所でもあります。
郵便物がたまっているポストは、盗まれてもばれません。
また放火の原因ともなります。
郵便物がたまっていると、空室と判断されて泥棒に狙われかねません。
家を空けるときは新聞を止めたり、鍵をかけていたなら暗証番号を変えるなど対策をとるのがいいと思います。
通販など自分で配達サービスを利用するときは、自分が在宅する時間帯に指定します。
クロネコヤマトが行っているサービスですが、予めメンバーに登録しておくと受け取れない時間を避けることができます。
また配達指定をするときに、近くのコンビニや配達ボックスを指定しておくのもおすすめです。
怪しい人に家を特定されないようにする対策
自分が知らないうちに他人につきまとわれる、家を特定される。
とても怖いですよね。
昔からいわれていますが、明るい道を通ったり道順をランダムに変更するのも有効です。
あるいは防犯カメラがある場所を選んで通るのも、いざというとき証拠になります。
家の中でもそうですが、何かあったときにすぐ110番できるように、電話を手の届く場所を意識しておくことが大切です。
もし後をつけられていると思ったら、すぐに人のいるところにいって警察を呼ぶか助けを呼ぶのも大切です。
帰宅してすぐに照明をつけると、どの部屋か特定されてしまいます。
もし異変を感じたら、ためらわず警察に連絡する。
それに抵抗があるなら、知人でも友達でもいいので電話することが大切です。
防犯対策は自分を犯罪から遠ざけること
日本はまだまだ治安がいい国です。
少なくとも、夜一人で歩いても高い確率で襲われたり殺されることはありません。
それでも自分自身が犯罪に巻き込まれないとは、言い切れません。
防犯対策とは、自分を犯罪から遠ざける事です。
普段から防犯意識があるかないか、対策をとることでつけいられるスキを少なくしているかどうか。
それが知らない間に、犯罪との境目になっているかもしれません。
多少面倒かもしれませんが、できる事から実行するのが大切だと思います。