そろそろアレな世代の話をしようか

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無茶苦茶な英語で乗り切った卒業旅行

 

卒業旅行はオーストラリア

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かつて学生だった頃、卒業旅行でオーストラリアに1週間行きました。

若さで色々とやり過ごしましたが、毎日のように事件というか騒動というか、そういうものが起きて中々珍道中でした。

その時の思い出です。

いきなり迷子になる二人

友達と一緒に卒業旅行に行ったのですが、英語はほぼ喋れません。

単語を見て意味を推測する、そんなレベルです。

相手も同じようなレベルでしたが、ガイド付きツアーという事で申し込みました。

その街はキャンベラだったと思います。

「では3時間、自由行動をお楽しみください」

ガイドさんに自由行動を告げられた後、地元の買い物エリアを聞いて向かいました。

何とか目的地について、色々とお店を見て回って楽しみました。

すると付近も散策したくなり、適当にぶらぶらして景色や街の雰囲気を楽しんでいました。

「ねえ、もうそろそろ戻らないとダメじゃない?」

「そうだねー、戻ろうか。で、ここどこだろ」

その時二人とも気が付きました。

自分達がどこにいるのかわからない事に。

英語ができない2人が知らない異国の街で、いきなり迷子です。

とりあえず声をかけて聞く!

日本より安いね、いい感じの服があってよかったね。

風分前にキャッキャと会話してたのが、異世界のように感じます。

手元を見ると、街の観光地が記された地図を持っていました。

そこで通りすがりの人に「Excuse me. Where あーなんていえば?」とおろおろしながら声を掛けましたが、「?」という顔をされてしまいます。

当然ですよね。

ですが手には地図と買い物袋、おろおろした東洋人、という事でピンときたのでしょう。

声をかけて立ち止まってくれたおばさんが、私の手に持った地図に何度も何度も「ここだよ」といわんばかりに指をさしてくれました。

その時のありがたかったこと。

そして「Where are you going?(どこにいくの?)」と超ゆっくり聞いてくれたのです。

(それでも何回か聞きなおしましたが)

私達もゆっくりと、集合場所の名前を数回いいました。

それを聞いたおばさんが、また地図に「それはここよ」という風に指をさしてくれたのです。

その時私たちは、集合場所と結構離れている事をようやく理解しました。

集合場所までの交通手段をどうするか。

そもそも間に合うのか。

ガイドさんに連絡しようにも連絡できない。

2人して絶望的な表情をしたのを察してくれたのか、「taxi」という単語をこちらに喋ってきます。

「ok! thank you」

そのあと日本語で「ありがとうございました」と何度もいい、おばさんに手を振って別れました。

異国の街でタクシーに乗り英会話

「タクシーに乗るしかないよ!こうなったら乗るしかないよ」

「外国でタクシーに乗るの、怖いよ」

と不安がりながら、やるしかないと覚悟を決めてタクシーに乗り込みました。

指で目的地を指して「ok?」と聞くと「ok!」と返事がきたので、後は信じてつくことを祈るばかりです。

「大丈夫かなあ?」

「いざとなったら私が盾となるから、その間にAちゃんは逃げるんだ」

という会話をこそこそしてたのですが、それを聞いて日本人だとわかったのでしょう。

「are you Japanese?」

タクシードライバーが、私たち二人に話しかけてきます。

ビクっとしましたが、恐る恐る「yes」と答えると、にっこりと笑って陽気にしゃべりかけてきました。

必死に単語を聞き漏らさないように集中しつつ片言の単語で返事をして、という繰り返し。

集中英会話教室です。

覚えているのは「私(タクシー運転手)はかつて日本に行ったことがあってパチンコ楽しかった。やったことあるかい?パチンコが一番楽しかったよ」という内容です。

知らない人に話しかけられている恐怖、しかも外国の知らない街、タクシーという密室、本当に向かっている場所があっているのかわからない不安感、騙されているのではないか。

ぐるぐると頭の中で回っていました。

若さゆえの無謀、だけど思い出

とりあえず集合場所につき、時間にもぎりぎりで間に合いました。

ガイドさんにタクシー乗って間に合った、といったらギョッとされましたが。

比較的治安のいい国なので大丈夫でしたが、今思っても若さゆえの無謀そのものの行動が発端です。

その他にもいろいろと英語関連でドタバタがあるのですが、印象に強く残っているのが「迷子になってタクシーに乗った事件」です。

その後オーストラリアで、見るもの聞くもの、英語に敏感になりました。

英語自体を理解する力がどんどん上がっていったのを、覚えています。

今は見る影もありませんが、とても楽しい思い出です。

 

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