何はともあれ挨拶が大事
私は色々な職場に派遣されたことがありますが、その時の経験から言います。
- 挨拶ができない人はダメ
- 挨拶をする人が少ない職場はダメ
これは、どんな職場にも共通しています。
そしてこれも言えます。
「ビジネス書や啓発本を読まなくていいから、挨拶をできるようになれ」
仕事を行う上で、挨拶は他人と自分の潤滑油であり、同時に職場の潤滑油でもあります。
何故挨拶ができないとダメなのか
「おはようございます」「お先に失礼します」「ありがとうございます」
これらの挨拶は、どんな職場でもよく使う挨拶です。
「挨拶するぐらい普通でしょ?」「こんなの誰でもできる」
そうですね、私もこれが普通だと思っていました。
しかし色々な職場に行って気が付きました。
絶望的に挨拶ができない人がいること。
挨拶が少ない職場がある事。
こんな人達や職場に共通することを上げると
- コミュニケーションがとりにくい
- 情報の共有が下手
- 相手を自分より「格下」とマウントをとってくるので仕事がやりにくい
- お気に入りの人達だけで固まる傾向がある
これらの傾向が大変強いです。
簡単にいうと、すっごく仕事がしにくい職場であり、仕事ができない人の共通点です。
特に困るのがコミュニケーション不足と情報共有ができてない事による弊害の多さ。
全体の認識のずれにより、手間とやり直しが増えます。
だからそんな職場や人と組むようになったら、馬鹿にされようが「これは、〇〇でよかったでしょうか?」と事前に確認をしに行くようにしてました。
逆に仕事がしやすい職場は、当たり前のように挨拶をしています。
お喋りが盛んでなくても、職場の皆が笑顔でなくてもいいんです。
きちんと挨拶や礼が行われている職場や人は、仕事で困ることが先ず起こりません。
確かに職場によってクセが強い場所もありますし、挨拶が全てではありません。
しかし風通しが良い傾向があり、トラブルが少なかったです。
挨拶は人間関係の基本であり、効率よく仕事や作業をする強力なツールである。
そのことを実感しました。
ビジネスマナー?自己啓発?その前に
よく「ビジネスマナーを覚えましょう」「自己啓発で理想を高く」とか、セミナーや本がありますよね。
自分の理想を高めたり、マナーを身に着けるのはいい事です。
利点も多くあります。
しかしその事を意識する前に、基本的な事ができてない人が多くないでしょうか。
挨拶が全くできてない、もしくは仕方がいい加減だということです。
もにゃもにゃと聞こえないような感じで返事をされても、正直イラっとします。
いい加減に返事をされても、馬鹿にされているように感じます。
小学生ではないので「大きな声で元気よく」でなくてもいいのですが、相手に不快感を与えるような挨拶をしたり返事の仕方、無視などをしていませんか?
あまりにも基本的な事ですが、案外そういう事を人はよく見ていますし印象に残ります。
私が見てきた本当に仕事ができる人は、どんな相手にもきちんとした挨拶で対応をしていました。
そして不快感を与えません。
そんな小さな事から信頼を積み重ねていき、大きな信頼感を勝ち取っています。
自己啓発?
ビジネスマナー?
それより挨拶や返事、礼が、相手を不快にしていませんか?
そっちを気にする方が余程重要です。
もし新社会人の方がこれを読んでいるなら、とにかくきちんと挨拶をしてみてください。
それだけで評価は上がります。
今は実感できないかもしれませんが、後々にひょんな形で現れることがあります。
だから私は挨拶をする
どんな職場に行っても、私から「おはようございます」と声をかけるようにしていました。
帰るときは「お先に失礼します」は当然です。
職場の雰囲気を悪くしない事、それは地味ですがとても大切な事です。
職場での自分の居場所を作る事に、つながります。
もし挨拶を自分にしてくれない人でも、こちらから挨拶をしていました。
無視されても、私は痛くもかゆくもありませんでした。
そういう人は大体職場のトラブルメーカーであることが多かったです。
それもありますが、その人は自分で自分の評価を下げているだけですから。
人が集団の中で過ごす上で、挨拶は基本中の基本です。
それができない人の事で悩むのは、大変ばかばかしい事だと割り切っていいと思います。
こちらは社会人として当然のことを行っているだけです。
リアルな薄暗い話なので嫌な気分になったかもしれませんが、他人から自分への評価は仕事を効率よくするためにも重要な要素です。
自分が仕事をやりやすい環境を整える為にも、挨拶はとても大切です。