文章は書いたら終わりではない
「ブログを書くためにはどうすればいいのか」
そういうノウハウを謳う本やブログは沢山あります。
私も色々な人の本やブログを多少なりとも読んでいますが、書いた後の事をきちんと書いている人が少ないと思います。
推敲という作業ですが、私は簡単にやるようにしています。
一旦公開した記事を後で見直したり、出す前に軽く行ったり。
恥ずかしながらその程度ですが、やはりやる方がいいと思います。
推敲とは
推敲と校正はよく混同されますが、違います。
推敲:最適な内容を伝えるために文章の表現や構成の練り直すこと
校正:誤記・誤字を修正する。内容は修正しない。
両方とも文章を書く上で重要です。
一度公開したブログ記事を直したり、書き加えたりしたりしています。
私の推敲方法
私の推敲のやり方を書いていきたいと思います。
- 全体を読み進める
- 句読点をチェックする
- 構成をざっと考える
- 見出しを変更するかどうか
- 表現がわかりやすいか
- 長文すぎないか
- 終わりにもう一度全体を読む
書いた文を一度ざっと読み通します。
途中で気になる箇所があれば、メモか文中に「t」のように後で検索しやすいようマークを入れておきます。
明らかな誤字脱字は、この時直します。
句読点の位置は文の意味だけでなく、読むときのリズムを作ります。
「読みやすい文」を作る上で重要になってきます。
構成は最初から変えるよりも、段落単位での入れ替えを考えます。
その後前途にあわせて修正します。
推敲をするために必要なのは
実際に推敲をするテクニックは大切ですが、その前に大前提があります。
それは文章を知っている事です。
ただ文字を読むのではなく、文章のパターンを知っていると言い換えることができます。
本や雑誌などを読んで自分の中にインプットし、それが経験としてアウトプットされる事だと私は考えています。
普段から色々な文章を読んで文章のライブラリを自分の中に作っておくと、推敲するときに「読みやすさ」を意識しやすいです。
推敲の最終目的は「読みやすいブログ」
最終的には、名文ではなく読みやすい文を目指しています。
すんなりと読める文でないと、途中で読むのをやめてしまう人も多くいるからです。
特に文章は、絵よりも読むのを諦める人が多いメディアです。
具体的に意識している事は
- 自分が何を言いたいのか
- 誤解のないように伝えられているのか
- 最後まで読みやすい文章と構成か
これを目指して推敲を行っています。
推敲はやればやるほど自分の文章を良くすることができますが、同時に至らないところを見つけてしまいます。
時々やっていてへこむことがあるのですが、これも「読みやすいブログ」を書く訓練の一つだと思ってやるようにしています。