部屋の片づけ方法は難しく考えない
世の中に色々な整理戦術がありますが、実践したことはあるでしょうか?
私は本を読んでみたり、人に聞いてみたりで色々試してみたことがあります。
そのたびに感じるのが、小難しい理論や面倒くさい事はやりたくない、というの本音です。
そんな私が最終的にたどり着いたのが、「モノをまとめる」ことです。
理論も感情もなく、ただ関連するものをまとめるだけ、というのが一番手っ取り早い整理整頓術だと実感しています。
「モノをまとめる」それだけでいい
色々な整理整頓術を見ると、物の捨て方の基準や選び方、片づけ方をその人なりの考え方で紹介しています。
どれも「なるほどねえ」と頷くことが多いのですが、やたらスピリチュアルに走ったり自分にはあまり合わなかったりすることもあります。
正直部屋の整理整頓術の本を読んでも、そこまで参考になることはありませんでした。
(あくまで私の感想です)
私が実践している部屋の整理整頓術は、単純です。
「モノをまとめる」だけ。
関連するものをまとめて、それ単位で置くだけ。それだけです。
例えば本とペンがあったとします。
本は本だけでまとめる。ペンはペンだけでまとめる。
それぞれまとめたものを決めた入れ物に入れて置く、あるいは、指定した場所にまとめる。
大雑把にはこれだけです。
更に細分化し、本の中には雑誌や漫画が混じっているとします。
本の中で更に雑誌は雑誌、漫画は漫画でまとめます。
それが面倒だと思うなら、特に分けてまとめません。「本」というまとまりの中にあるのでOKとしています。
まとめたものをどのようなものにまとめていれるか、置くか。
それは極力、今現在使っている入れ物や場所を考えます。
収まらないようなら更にまとめて置く量を減らすか、別の場所を考えるか、あるいは収納ケース等を買い替えるか。
この選択肢で考えます。
「モノをまとめる」時の考え方
私は整理整頓するときに、シンプルに考えるようにしています。
・モノを残す基準は自分にとって必要か必要でないか
・片付けでモノを1個も捨てられなくても落ち込まない
・想定していたところまで終わらなければ、極力近日中に行う
・1度で完全に作業をやろうと思わない
実際に片づけを始めると、迷う事が多々あります。
明らかに要らないものは捨てますが、迷ったならすっぱりと残します。
考えるだけ時間の無駄だからです。
もし自分がモノをまとめようとして何も捨てれなかったりまとめきれなかったとしても、落ち込まないようにしています。何かを片付けようという意思があるだけ、まだ片付けるチャンスがあるからです。
「片付ける」というテンションが高いうちが一番作業がはかどるので、極力近いうちにもう一度やってみるとモノを捨てたり、片付けがすいすいと進むことが多かったです。
緩~くでもやっておけば、後は数回繰り返して片付をするのもよし。そのまま放置しておくのもよし。
どちらもその人なりの整理整頓です。
単純な考え方や方法が一番
とても単純で、今までだれかが言っていることかもしれません。
しかし私が一番楽に整理整頓できるのが、これらの考え方と方法です。
整理整頓は元々得意な方ではありませんし、部屋はオシャレさよりも実用的な面を優先しています。
そんな私ですが、整理整頓に対する考え方を単純にするとかなり負担が減りました。
細かなところから考えるやり方もあるようですが、私はこういう大枠で考えて細かなところは後で考えるやり方があっているようです。
人によってやり方があうあわないがあるので、誰かのやり方を試してみてうまくいかなくても落ち込む必要はありません。
私は試行錯誤してこのやり方にたどりついた、という事です。
部屋に物が多くても少なくても否定しない、という考え
整理整頓は、結局のところ自己満足です。自分が快適に感じりうかどうか、それが全てです。
「部屋に物が少ない方がよい」「持ち物が少ない方が上質な暮らし」という考え方や売り文句を見かけることが多くなりました。
しかし私は、物が多くても少なくてもいいと思っています。
確かに部屋に物が少ない方がすっきりと見えて、気持ちよく感じることが多いですしお洒落な感じも上がります。
では物があふれている部屋は、ダメなのでしょうか。
そうは言い切れません。
大切なものに囲まれている幸せ、というのもあります。
私はその心地よさをかつて知っていましたし、他人がそれを全否定するのは違うと思っています。
「じゃあ、いくらでもモノを散らかしてもいいね」
それはまた、違う話です。
基本的に住んでいる人がどこに何があるのか把握していればOK!という考え方です。
これくらいの緩さがあった方が、皆幸せになれるのではないでしょうか。
どんなにモノが多くても少なくても、衛生的にする、というのが大前提です。
生ごみを放置したり、ゴミ類をため込む等で部屋に物があふれているなら、それはモノが多いのではなく別の話になってきます。
それだけは気を付けるようにしてくださいね。