「天体戦士サンレッド」は面白いぞ!
「天体戦士サンレッド」とは
彼は悪の組織「フロシャイム」と日々戦う毎日を過ごしている。
というのは建前で、正義のヒーローなのに短期で暴力的なサンレッドと、世界征服をたくらむ悪の組織なのに、やたらアットホームでほのぼのした怪人たちとの日常を描いたギャグ系作品です。
原作は漫画で、アニメ化されています。
以前見たことがあるのですが、改めて見るとすごく面白くて大好きです。
こんなご時世だからこそ、笑って過ごせるお勧めの作品です。
主にアニメ版について話していきたいと思います。
アニメ版「天体戦士サンレッド」の魅力
天体戦士サンレッドの魅力は色々あります。
実はかなり高度な作り方をしている
視聴者側から見ると、制作方法は関係ないように思えるかもしれません。
確かにそうですが、この作品の作り方は視聴者へダイレクトに影響してきます。
普通は絵ができて声を当てていくのですが、サンレッドは逆です。
先ず声を収録してから、絵を調節していきます。
声を収録した後で絵を合わせるのは、通常アニメ制作ではあまり行いません。
それは絵と時間を調整するのが、大変だからです。
声を先に収録することで一番の利点は、作品を見た時の違和感がなくなる事です。
特にこの作品はお笑い系の人が随所で声を当てています。
彼ら独特の間やしゃべり方が、非常にいい味をだしています。
芸人の力がいかんなく発揮されている
「アニメの声は本職の声優でなければ作品の質が低下する」
声優は高度な専門職なので作品を支える重要な要素なのです。
その為本職の声優以外が声をやる事に対して、私はあまりいい顔をしない事が多いです。
しかしサンレッドは、作り方のせいでしょうか、芸人の持ち味を見事に作品に活かしています。そのため違和感がないのです。
これだけ芸人が出て自然に馴染んでいるのは、実はかなり珍しい事です。
内容が面白くて15分という時間が丁度いい
いわゆる正義の味方と悪の組織の逆転現象であり、日常系ギャグアニメです。
内容は今見ても、面白くて笑えます。
1話15分という時間も笑いの密度的に丁度良く、非常にバランスがとれた良作です。
・会話のテンポや掛け合いが非常によい
・笑いのジャンルが多方面
・色んなキャラがいて飽きない
というのが特徴だと思います。
これらが15分に詰まっているので、見終わったときに「面白かった!」と素直に思える作品です。
こんな時だから見てほしい
コロナ対策でイライラすることもあるし、物事がうまくいかない状況にどん詰まり感を感じている人も多いと思います。
そんな時だからこそ、この作品を見て素直に笑ってほしいなと思っています。
私はこの作品が大好きで、笑う事で気持ちが楽になる事も多々あります。
素直に笑える作品、という事でも皆に見てほしいなと思います。