使っていたPCが壊れた
お久しぶりです。
超久しぶりのブログ記事のため、自分でもあわあわしています。
実は使っていたPCの調子が悪くなり、思い切って新しく買いなおしました。
それに伴って各種設定を新PCにする必要があります。
ブラウザの設定も、その中の一つ。
一からブラウザの再設定って、案外面倒くさいんですよね。
ブラウザは、私はFirefoxをメインで使っています。
Firefoxの設定を旧PCから新PCに丸々引っ越してみた方法を書いていきます。
Firefoxの設定の引っ越しで引き継がれること
旧PCから新PCへのFirefoxへの引っ越しで、何が引き継がれるのでしょうか。
・ブックマーク
・ブラウザへの独自設定
・アドオン各種
・入力保存したパスワード等
Firefoxは自分好みにカスタマイズができますが、アドオンを含めてそれを丸々引っ越しできます。
ブラウザへの独自設定ですが、Firefoxの「設定」パネルの設定だけではなく、「about:config 」からできる高度な設定も引き継ぐことができます。
入力保存した検索、パスワード等も引き継ぐことができます。
アドオン各種も引き継ぐことができます。
つまりFirefoxの設定の引継ぎは、自分が使っていた設定環境を丸々引っ越すことができます。
そのため新PCでもすぐに自分好みのブラウザとして使えるので、大変便利です。
Firefoxの設定の引っ越し方法
具体的な引っ越し方法は難しくありません。
大まかな流れは
旧PCで設定を抽出→新PCへ設定を上書き
です。
旧PCでFirefoxの設定を抽出
- 旧PCでFirefoxを立ち上げます。
- Firefoxの右上にあるアプリケーションメニュー(三の部分)を開き、「ヘルプ」→「他のトラブルシューティング情報」を開く。
- 「トラブルシューティング情報」画面が開き、様々な項目が出てきます。その中にある「プロファイルフォルダー」の「フォルダーを開く」を押します。
「プロファイルフォルダー」項目のところには、フォルダーの場所が表記されています。
このフォルダー名の末端が、「▲▲.default-release」もしくは「▲▲.default」となっていると思います。(▲部分は人によって名前が違います。)
「フォルダーを開く」を押すと、どちらかの記載されているフォルダ場所が開きます。
この一つ上の階層に「Profiles」があるので、「Profiles」フォルダに移動します。
「Profiles」フォルダの中に、「▲▲.default-release」もしくは「▲▲.default」というフォルダがあります。
両方ある場合は、「プロファイルフォルダー」の最後に表記されているフォルダをコピーします。そちらにFirefoxの設定などの情報が入っているからです。
コピーしたフォルダを、USBメモリやネット上のDBなどに保存しておきます。
新PCのFirefoxに設定を移す
- 新PCにFirefoxをインストールします。
- 旧PCと同じようにメニューを開き、「ヘルプ」→「他のトラブルシューティング情報」→「トラブルシューティング情報」画面を開きます。
- 同じように「トラブルシューティング情報」画面の「プロファイルフォルダー」項目にある「フォルダーを開く」を押し、フォルダを開きます。(この時最後のフォルダの名前が、旧PCの時と違います。ここでも同じく、「■■.default-release」もしくは「■■.default」となっています。)
- 立ち上げたFirefoxを閉じます。
- 開いたフォルダの階層を「Profiles」まで戻り、新PCの「プロファイルフォルダー」の最後のフォルダ名があるか確認します。このフォルダが新PCのFirefoxの設定をまとめている場所です。新PCの「■■.default-release」もしくは「■■.default」の名前をコピーし、変更しておきます。
- 旧PCの「▲▲.default-release」もしくは「▲▲.default」を「Profiles」フォルダ内にコピーし、コピーした新PCのフォルダ名に変更します。
- Firefoxを起動すると、旧PCの設定が引き継がれています。
実際に作業をしてみた感想と結果
文章にすると長いですが、実際に作業をしてみるととても単純です。
新PCに旧PCの設定を引っ越して使っていますが、特に不具合もありません。
旧PCと同じ設定で最初から使えるので、慣れた環境でFirefoxを使うことができ便利です。
当然新PCで、新たにFirefoxの設定を変更することもできます。
結果的にやってよかった作業でした。