漫画でこんな場面ないですか?
漫画を読んでいると、こんな場面はないですか?
明らかに作者が描いたのとは違う人物達や背景、小物、動物達の絵。
私はこれが時々気になって、読むことに集中できないことがあります。
でも作品によっては、そこまで意識せずに読めます。
私以外でも、こういう事が気になって読むのに集中できない人はいるのでしょうか。
私の場合、何故こうなるのか考えてみました。
絵が露骨に変わる事でリズムが崩れる
漫画は作者一人で描く場合と、作者とアシスタントを使って描く場合があります。
絵の違いをなくすために、漫画は全て一人で描かなければならないのか?
アシスタントを使うのは悪いことなのか?
私はそう思っていませんし、アシスタントを使う必要性があることも理解しているつもりです。
ここで私が気になってしまうのが、数人で描く漫画の中でも、恐ろしく背景と作者の絵柄と違っている作品の事です。
具体的な漫画の例をあげると怒られそうなので避けますが。
例えば主要人物がとても可愛い絵柄なのに、通行人が超劇画調で登場したら。
しかも何回も出てきたら。
私は通行人が登場する度に「他の人が描いたのかな」と思ってしまいます。
そのたびに物語の流れが中断されてしまうのです。
話の腰が折れてしまいます。
気になるときと気にならないときがある
同じように途中で違和感のある絵柄があっても、気になるものと気にならないものがあります。
気になるものとしては
・作者の絵柄とその他の絵柄の切り替えが激しい
・やたらと他の絵柄のキャラが喋る
・絵柄があまりにも浮きすぎていて、印象が強すぎる
古い漫画や古くから連載している漫画に上記の傾向が強いように感じます。
ギャグ系の漫画だったらこれらのことがあっても、それほど気になりません。
しかしシリアス系やミステリー物だと、特に気になってしまいます。
勝負物のシーンでやたらと観客が喋ったり、歓声をあげていたり。
その時これらが顕著なのですが、かえってしらけそうになるときも。
話の流れがスムーズに進んでいるときは気になることが少ないので、場面も影響しているのかもしれません。
自分が神経質なだけ?
こんな事を感じるのは、自分が神経質なだけなのかな?と思うことがあります。
あまりにも酷い違いがあるときの現象なのですが、気になることがあるという人も聞いたことがありません。
漫画を描くのは大変なのはわかっているのに、あまりにも落差が酷いと別の作品が混じっているように感じてしまうのかなと。
自分でも不思議なのですが、余りに絵柄が違いすぎると気になってしまいます。