休み明けに訪れる後悔という気分
休み明けに必ずといっいいほどおそわれる気分があります。
それは後悔です。
土日や連休の夕方、もしくはその翌日の朝になるとおそってくる「もっと有意義に使えば良かった」「何もしなかったのに休日が終わってしまった」という思い。
でもいざ作業を始めたりすると、特に後を引くわけでもなく消えていきます。
この後悔はちょっと不思議な気がします。
後悔する内容は
どんなことに対して後悔が沸いてるのかなと考えてみると
・休日に特に予定を入れないで何もしてなかった
・だらだらと過ごして板だけという思い
・特に出かけることもなく、主に家の中でゲームや動画等をみていた
・時間だけが過ぎていき、気がついたら休日が終わっていた
特に大きいのが、特に何もする予定がなくそのまま過ごしてしまったことだと思います。
予定がなくだらだら過ごしてしまった、ということへの後悔。
でもこれって、「休日は何もしないでひたすらごろごろしたい」と思っていたのを実現しただけなんですよね。
でも実際は無駄な時間を過ごしたような気がしてしまうという矛盾。
いざ休日が終わると充実感が欲しくなるのでしょうか。
なぜそもそも後悔という気持ちが沸くのか
学術的なことはわかりませんが、一番大きいのが何もしないことに対する罪悪感ではないでしょうか。
何もしない、予定がないことで気持ちの高ぶりや刺激がないので充実感が味わえない。
SMSをみると楽しんでいる人を見かける事による、自分への焦り。
休日は充実しなくてはいけない、という思い。
これらのことが重なって、後悔という感情がわいてくるのだと思います。
後から、やっぱり予定を入れとけば良かったとか少しでもでかければ良かったとか。
そんなことを考えてしまいます。
休日を楽しんでる人(知り合いでも赤の他人でも)を見ると、自分は何をやってるのかなと落ち込んでしまうことがあります。
自分が選んで予定を入れてないのに、つまらない時間を過ごしている感覚。
休日は何かをして過ごすのが充実した人生、という意識があるのかもしれません。
休みに何もしない方が苦しいという人に会ったことがあります。
その人曰く、休日に「何もしない」でだらだら過ごすことは時間を無駄に感じてしまって苦しいとのこと。
だから予定がなくても外にでるか、でれないときは長時間かかる料理をひたすら作るようにしてるといっていました。
外にでて何をすることが多いの?と聞いてみると、ほとんどが近所をぶらぶらしたりお茶を飲んだりだそうです。
多くの人が休日の度に旅行やレジャー、イベントの予定が詰まっているでしょうか?
私はそんなことはないと思います。
ネットは多くの人が使っているので休日毎に皆予定が詰まっているように見えるだけではないでしょうか。
大規模なイベントがあれば参加する人数も多くなります。
だから比べるだけ無駄じゃないかなと思うのです。
それに本当に何もしてないといえるでしょうか。
近所をぶらぶらしてみたり、スーパーにいってみたり。
家の中でずっといてもゲームをしたり動画をみたり話たり。
思い返せば結構やってることがあります。
その時はそれぞれ楽しいと思っていることも多いでしょう。
個々の出来事では色々と感情が動いているはずです。
ただ寝ていただけだったとしても、寝るという行為が気持ちいいと思うでしょう。
ビックイベントは毎日ないのです。
それでも後悔はするけど気にしないのが一番
自分がしたいことを自由にしてすごせたから、それが一番だよ。
そういう結論にしたいのですが、やっぱり「ああすれば良かった」「つまらない休日を過ごしてしまった」という後悔はしちゃうんですよね。
これは私だけなのかわかりませんが。
結局のところ、何をしても休日明けは後悔する、という事みたいです。
ただし休日の過ごし方を他人と比較して落ち込んだり、予定があいていることに対する劣等感は持たないようにするべきだなと思います。