そろそろアレな世代の話をしようか

氷河期世代の雑記ブログ(趣味や日常中心)

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集団行動が苦手な私の修学旅行の思い出は、眠気と寺社の美しさ

修学旅行は楽しかったですか?

先日東京国立博物館の国宝展に行ったのですが、修学旅行生を上野でよく見かけました。

そういえば修学旅行のシーズンなんですね。

私は小学校、中学校で修学旅行がありました。

高校生の時は修学旅行というものがなく(学校の方針)、その代わり特別の条件をクリアすればクラス単位で出かけてよいという特別遠足のようなものがありました。

 

小中の修学旅行の思い出、となるとはるか遠い昔です。

淡い記憶の中で一番印象に残っているのが、ひたすら眠かったという事。

何処に行ったのか、何をしたのか。

うっすらと覚えているのですが、眠いという感情がとても強く残っているのです。

弾丸ツアーそのものだった小学生の時の修学旅行

今思い返すと、小学校の修学旅行が一番弾丸ツアーでした。

確か3泊4日で京都・奈良の主要な寺社仏閣巡りをしたと思います。

記憶に残っているのが、平等院清水寺、八坂神社、奈良の大仏法隆寺です。

その他にも色々と巡ったと思うのですが、記憶にはっきりと覚えていません。

 

大人になって京都・奈良に旅行したことがあります。

すると当時の日程が、いかに詰め込みすぎだったのが分かります。

移動と見学がぎゅっと詰め込まれていて、考える暇も鑑賞に浸る間もないのです。

だから疲れ果てて、バスなどの移動中にひたすら寝てました。

宿についてご飯を食べたら眠くなり、風呂に入るとリラックスして眠くなり、消灯時間も早めで眠らされ、という生活でした。

疲れと同室のメンバーに気を遣う事で更に疲れて、眠気に襲われる。

そんな日々。

集団行動が苦手な私が一番嬉しかったのが寺社見学

かといって修学旅行が全くつまらないわけではないのです。

やはり寺社仏閣は楽しかった。

昔から社会科の資料集をじっくり読むのが好きだったので、寺社仏閣を見ると「資料集で見た!教科書で見た!」となって内心興奮していました。

ただそれよりも、多くのクラスメイトにとっては宿での過ごし方のほうが関心が高かったですね。

これからもわかるように、私は当時から「クラスにいるちょっと変わった子」というポジションだったわけです。

そういう人間が修学旅行というガッツリ集団行動をとるのです。

どれだけ宿での時間が苦手だったか、想像に難しくないと思います。

 

当然ながら、同じ部屋の人と恋バナや枕投げ、なんてありませんでした。

そういうのが好きな子たちはこっそりとやっていましたが、私は「静かに寝かせてくれ」というのが正直な感想でした。

疲れていたのもありますが、興味がない人間からすると鬱陶しいという感情しかわかないわけです。

小学生が相手に対する気遣いなんてほぼできるわけでもなく。

ちょっと辛かったです。

修学旅行のコースの価値は大人になるとわかる

小学校の修学旅行のコースの価値が分かったのは、大人になってからです。

弾丸ツアーで駆け足で巡ったけれど、いざ自分で行こうと思うとかなり厳しいです。

先ず移動手段。

そして宿の確保。

かかる費用と時間。

寺社仏閣の選別の贅沢さ。

いわゆる定番を抑えて見学できるのです。

 

流石に小学生の頃より知識が増えてるので、同じものを見たときの理解力と想像力が全く違うのです。

今ならあのコースの魅力がわかるのに(でも大変だけど)

もう一度同じところをめぐってみたいなと、思っています。

 

今思うと、寺社仏閣に行くのが好きなのはこの影響もあるのかもしれません。

特に今の季節京都や奈良方面に旅行に行きたいと思うのも、そうなのかもしれません。

小学生の時の修学旅行で感じたことが、今でも無意識に残っているのかもしれません。

そう考えると、あながち無駄な旅行ではなかったと思います。

 

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