年末なのにハイキング
なぜか年末なのにハイキングをしてきました。
年の瀬でそれなりに忙しいはずなのにハイキングという、自分でも予想外の行動です。
全て「自己責任」が大前提のコース
何故なら、長らく立ち入り禁止エリアであったため。
最寄り駅にも「何があっても自己責任です」というポスターが、貼られています。
廃線跡に人が勝手に入っていたのを黙認していたのですが、2016年に解放されました。
しかしそれは、何があっても自己責任であることが大前提となっています。
途中でトイレもありませんし、歩きやすいように道が綺麗に整備されているわけではありません。
当然途中で飲み物の自販機もありません。
最低限の安全対策がされているだけです。
(安全対策といっても本当に気持ち程度で、けがをしても自己責任です)
このコースを歩くときに必須なのは、懐中電灯と歩きやすい靴とバック、飲み物です。
廃線敷ハイキングコースの様子
最初は「年末にハイキングするなんて私達ぐらいだろう」と思っていたのですが、思った以上に人が訪れていました。
コース自体は約5キロだったと思います。
まだ枕木が多く残っていて、歩いていると線路を歩いていることを実感します。
靴はスニーカーが最低限必要で、特に激しい高低差もないので歩きやすかったです。
コースに入る前にも「この先何があっても自己責任」という注意書きがありますし、所々「落石で何があっても責任はとらない」という看板もあります。
画面に見える石は、元々の線路に巻かれていた石だと思います。
コースト中にトンネルがあって、この中は一切照明がありません。
その為、懐中電灯が必須です。
トンネル内も、歩きやすいように整備されていません。
小石がゴロゴロしていますし、枕木も残っていたり残っていなかったり。
本当に真っ暗な中を歩くので、最初はぞっとしました。
途中で鉄橋が残っていて、わたることができます。
非日常感が味わえるコースだった
廃線時期を歩くことで、非日常感を味わえました。
ダイナミックな自然を感じることができ、更に非日常感を感じることができます。
それなのに駅から歩いて行ける程、比較的アクセスもいいコースです。
ただし自己責任が大前提とされているのも納得するほど、ふざけたり無茶をすると大けがをすることが容易に想像できる箇所が連続しています。
悪路というほどの悪路ではありませんが、トンネル内の暗闇や線路に巻かれた小石の存在などを考えると、足をはじめとして体を守るためにもスニーカーは最低限必要だと思いました。
子供でも歩けますが、両手が空いた格好や動きやすい恰好でくるのが前提だと思います。
大体2時間程のコースですが、楽しかったです。