いまだDM100を愛用中
ポメラを知っているでしょうか?
文房具好きの間では恐らく知名度がそこそこあると思いますが、世間一般では「知る人ぞ知る」デジタル文具だと思います。
私はこのポメラが好きで、愛用しています。
しかもDM100という古い型番です。
恐らく発売されてから10年は立っているのではないでしょうか。
当然ポメラの最新機種と比べて、もう少し改善してほしいという箇所もあります。
文字の変換だって最新機種と比べると、「痒いところに手が届く」というレベルではないと思います。
しかしそれでも、私はDM100を手放せません。
それはなぜか。
その理由とポメラの魅力を書いていきたいと思います。
ポメラDM100の魅力
私がポメラの中でも特にDM100を愛用する理由は
・本体が軽い
・乾電池(充電池)で動く
・フルキーボードで打ちやすい
・ネット接続の機能がないので集中する事ができる
・乾電池で長時間使える
DM100はこれ単体でwifi接続ができず、ましてやネットに接続する事もできません。
ファイル転送などのためにFlashAirでPCと接続ができたり、Bluetooth接続でキーボードとして使える程度です。
だから強制的に文字を打つ事に集中できる環境ができます。
フルキーボードなのでコンパクトとはあまり言えませんが、その分キーボードが折り畳み式よりも安定しています。
最新機種よりも画面は小さいですが、私の場合は特に不自由はありません。
そして持ち運んで使うのに一番便利なのが、本体が軽く乾電池で動く事。
電池は色んな所で入手しやすく、コスパもいいです。
バッテリーの減りを気にすることなく、またバッテリー自体の耐用年数を気にしないでいいので長く使えます。
だからこそ、今でもDM100は現役で使えるのです。
バッテリー自体の寿命を気にしなくてもいいので。
文章を打っている途中で電池が切れても、リセットを押さない限り電池を入れなおすとその画面で起動します。
今では公式がシステムをバージョンアップして、画面の明かりをOFFにすることもできます。
持ち運びしやすくて打ちやすく、電源を気にしなくても長時間使える。
しかも何年も使う事ができる。
これが私がDM100を気に入っている理由です。
ポメラという「文章を書く」という機能だけを見れば、恐らくDM100は最高の機種だと思うのです。
当然最新機種のほうが頭はいいし、仕事で文字を書く人たちの要望を意識した作りになっているのでそっち方面で特化した優れた機種です。
しかし私は今のところ、そこまで必要な機能ではないのも事実。
多少古くても、これほど便利な文字書きデジタル文具はありません。
実際使ってみてわかるのが「メモ書き」用ではない
よくポメラは「どこでもメモがとれる」と宣伝されています。
実際に使ってみると、それはズレているのを実感します。
フルキーボードの大きさを取り出してメモを取るよりも、手書きでメモ帳に書いたほうがはやいですし自由に書けます。
長時間文章を書くのに特化しているのです。
Bluetooth接続でキーボードとしても使えますが、これは結構便利です。
打ちなれているのでフリックや画面上の入力よりも、素早く文章を書くことができます。
ただ反応の良さや利便さは、接続先の機器によって大きく変わってきます。
DM100をまだまだ現役で使うと思う
これから先も、まだDM100を現役で使うと思います。
利便性の高さもそうなのですが、シンプルに研ぎ澄まされた文字書きアイテムとして好きだからです。
今この古い機種を使っている人がどれだけいるかわかりませんが、恐らく私は壊れるまで使い続ける気がします。
多少不便でも、これも愛嬌という感じでしょうか。
万人におすすめできるデジタル文具ではありませんが、だからこそ愛しい存在でもあります。