かき氷が食べたい
9月だというのに日々暑い日が続いていますが、お元気でしょうか。
夜から早朝にかけてはなんとなく秋めいてきましたが、残暑というにはあまりにも酷な暑さが続いています。
私はふと気が付きました。
今年かき氷を食べていないという事に。
暑い時期といえばかき氷。
ソフトクリームもアイスクリームもいいけれど、暑さの中で最も輝くのはかき氷。
ああ、かき氷が食べたい。
スーパーやコンビニで売ってるカップ入りのかき氷も好きだけど、折角だからお店のかき氷を食べたい。
そう思ってネットを色々見てみつけたのが、神奈川県藤沢市にある「あずきや氷伝(こでん)」のかき氷でした。
氷伝のかき氷を食べる
「松月堂わびすけ」という和菓子屋さんが夏季限定(5~9月)で営業しているのが氷伝です。
JR藤沢駅北口より、歩いて10~15分ぐらいのところにお店はあります。
お店までの道は特に複雑ではなく、わかりやすいです。
外観の写真を撮るのを忘れてしまったのですが、松月堂わびすけの二件隣にある青い壁の建物です。
注文はわびすけで
青い壁の建物の上部に「氷伝」と書かれているのですが、ここで注文はしません。
実はこの建物、食べるためだけの場所。
注文や支払いは「わびすけ」で行います。
営業時間は基本的には12:30からその日の氷が終わるまでのようです。
「ようです」というのは、日によって営業開始時間が変わるから。
「わびすけ」の公式HPはあるのですが、氷伝の具体的な営業時間や値段は書いていないんですよ。
具体的な情報はSNSで、となっています。
う~ん・・・。
結局具体的かつ基本的な情報は食べ〇グを見るしかなくて。
欲しい情報がとれない公式HPって何のためにあるんだろう。
維持管理とか情報更新とかお金かかるしね、その辺大人の事情もあるよね。
とか、そんなことが思いついたけどやっぱりもやもやするね。
まあそれは置いといて。
「わびすけ」でかき氷の種類とサイズを選んで、支払いを先に済ませます。
その時名前を聞かれてカップに名前を書いてくれます。
そして青い建物に移動して、店員さんがかき氷を運んできてくれて食べます。
(この時カップに書いた名前を呼んでくれます)
モンブランのかき氷を食べた
私が今回選んだのは、モンブランのかき氷。(Mサイズで1300~1400円だったはず)
建物の外見だけでなく室内も青色。
よく冷えた室内にイスとテーブルがあるので、適当に座って待ちます。
お手拭きやスプーンが用意されているので、あらかじめ自分でとっておきます。
練乳が用意されていたのですが、自由に使えるのかな?
5~6分ぐらいすると、私のモンブランかき氷が運ばれてきました。
実はこのモンブランのかき氷が食べたくて、ここに来たんです。

フワフワ!
氷フワフワ!
モンブランしっとり!
しかもモンブランは上に載っているだけではありません。
幸せ。
口も心も幸せ。
しかしこのかき氷も、かき氷の宿命から逃れられません。
溶けちゃうんです。
いくら室内が冷えているとはいえ、素早く食べないとどんどん溶けていく。
美味しい~と氷のくちどけやモンブランをじっくり堪能している暇は、ほとんどありません。
素早く味わなければなりません。
もったいないやら悲しいやら。
しかしベストな時を味わうには時間との勝負。

このモンブランペースト、しっとりとした甘みがあって好きです。
氷もただの氷ではなく、牛乳風味です。
口の中でふんわりと溶けていく軽さ、細かく細かく削られて粉雪のよう。
溶けたとたんに牛乳の風味が溢れて、モンブランペーストとうまく絡みます。
昔ながらの素朴なかき氷というよりも、パフェに近い感じかも。
寿命の短いモンブランパフェ。
今風のかき氷だなと
純粋な氷を削って食べるかき氷だと思ったら、ミルク風味の氷なんですね。
まさに今風のかき氷。
進化したかき氷です。
知らない間にかき氷の世界が、どんどん広がっていたんですね。
美味しかったです。