安井金比羅をしってますか?
京都にある安井金比羅をしっているでしょうか。
崇徳天皇、源頼政、大物主神(おおものぬしのみこと)を祀っており、悪縁切りの神社として有名です。
悪縁切りの神社として広く知れるようになったのは、ここ数年の話です。
それまでは「知る人ぞ知る悪縁切りの神社」として、知られていました。
刀剣乱舞にも縁がある神社です。
どんなご利益がある神社なのか
一番有名なのは、悪縁切りでしょうか。
崇徳天皇=崇徳上皇は、日本三大怨霊の一人としてもしられています。
その崇徳天皇が祀られているので怨霊の恨みの力で悪縁を切ると考えられがちですが、そうではありません。
崇徳天皇が香川県に流されたとき、金刀比羅宮に一切の欲を切って参籠(おこもり)しました。
悪縁を断ちますが、良縁を断つことはしません。
そのことから悪縁断ちの力があると、信仰されてきた神社です。
金刀金比羅の祭神である大物主神も祀っているので、道開きの神としての神徳もあります。
特に海上交通やマリンスポーツの安全祈願としても、信仰されています。
また交通全体の安全を守護する神としても、信仰されています。
実際に「縁切り」の効果があった
ある職場で働いていた時、とても雰囲気が悪くストレスがたまる職場でした。
その職場と縁が切れますようにと願掛けをして数週間後。
突然手に痺れと傷み、そして肩が上がらなくなったのです。
医者に診てもらうと、手を激しく使うことで起こる症状だといわれてびっくり。
結果的にそれを理由に、ささっと退職することができました。
退職後は症状が治まり、後遺症もありません。
今は全くその症状は出ていません。
偶然といえば偶然です。
退職後に元職場の噂を色々と聞きましたが、内部で色々ともめごとが起こって大変だったようです。
それに巻き込まれないタイミングで縁が切れたことは、不思議な気持ちです。
「安井金毘羅宮、まさにおそるべし」という体験です。
縁切り祈願の手順
本殿に参拝するだけでも、悪縁切りのお願いをしていることになります。
ですがより本格的に「縁切りをしてみたい」と縁切り祈願をするには、手順があります。
本殿にお参り→形代(身代わりの札)に願い事を書く(寸志として100円以上)→縁切り縁結び碑の穴を表から裏にくぐる→裏から表にくぐる→形代を碑に貼る
時期や時間帯によっては縁切り縁結び碑に行列ができていて、時間がかかります。
そういう時は「穴をくぐらずに形代を貼り付けてください」と、神社に注意書きがあります。
効果自体は変わりません、とのことです。
私は穴をくぐらず、碑に形代を貼り付けています。
「縁切り」のご利益があったらどうしたらいいか
安井金比羅だけではないのですが、もし願掛けが叶ったり寺社仏閣のご利益を感じたらどう知ればいいのか。
お礼参りをするのがいいと、言われています。
お礼参りといっても特別な事をする必要は、まずありません。
もう一度その神社に行って、感謝の気持ちをもって参拝するのがお礼参りです。
私もお礼参りをしました。
「古臭い」「ご利益なんて関係ない」「変な宗教っぽくて気持ち悪い」
そう感じる人もいると思います。
それも一つの現代の考え方で納得しますし、私自身信仰心が篤いわけではありません。
ただあまりにもタイミングがばっちりだったのもあり、お礼参りに行きました。