科博「和食」に行って来たよ
前から気になっていた東京国立博物館(科博)の特別展「和食」に行ってきました。
和食自体を科学的に分析するのではなく、その成立と風土の関係を中心にした展示内容でした。
科学的に見た和食の成立と歴史を広く浅く、という感じでしょうか。
想像してたより来場者が多かったです。
剥製や標本がとても見事だった
展示内容については「へええ~」と興味深い事や知らない事も沢山あり、知的好奇心を刺激されることも多々ありました。
日本全国には多種多様の大根の種類があるし
日本の水が軟水だから出汁文化ができたとか、山菜の種類が豊富だとか、植物の日本固有種がとても多くて食べられているとか。
色んな物を工夫して食べれるようにしたり、もしくは食べてきたのが分かりました。
そんな中、私が一番目についたのが標本や剥製の美しさ。
山菜のウドの標本が、インテリアとしても使えそうじゃないですか。
食用の昆布が飾りたい感じに見えたり。
日本各地にあるワカメもこんな風に飾られていたり。
剥製だって負けてない。
写真以外にももっともっと魚や貝の剥製が並んでいました。
一つ一つが細部まで綺麗に再現されて、本当に生きているように見えるのです。
極上のリアルな実物大フィギアがずらっと並んでいる感じ。
そういう風にいうと怒られそうですけど。
説明の展示を見るのも楽しいのですが、こういう風に直感的にわかる展示物を見るのはとても楽しいです。
見てるだけでワクワクします。
フィギアが好きな人は、こういう面でも楽しめる展示だと思います。
昔の食事も展示してた
食事の歴史コーナーもあり、歴代の有名人の食事も再現されて展示されていました。
昔の料理本ってイラストだけど、こんなにカラフルで美味しそう。
すっごい豪勢!
これで初日のご挨拶程度の料理だというのから驚きです。
行くなら午前中がおすすめ
私は午前中に行ったのですが、展示物前に人が常に並んでいる状態でした。
会場内はコミコミというわけではなく、入場の行列もできていませんでした。
しかし午後になると会場への入場列が大行列。
恐らく中も混んでいたでしょう。
会期後半はこういう企画展は元々人が多いのですが、少しでも落ち着いてみるなら午前中がおすすめです。