「どうぶつ百景」を見に行った
「どうぶつ百景」を見に行った
前々から気になっていた展覧会「どうぶつ百景」を、東京ステーションギャラクシーに見に行きました。
https://www.ejrcf.or.jp/gallery/exhibition/202404_dobutsu.html
そして駅構内にある出汁スタンドで出汁を飲んで帰ってきました。
日々の気晴らしも兼ねてですが、こんなあっさりとしたお出かけもいいよね。
まとまりのある展示で素敵だった
東京ステーションギャラリーは初めてです。
東京駅の旧建物の一部を利用したギャラリーなのでいたるところにレトロ感があり、素敵な雰囲気がある場所でした。
展示室は写真撮影禁止です。
大混雑というわけではありませんが、それなりのお客さんが来ていました。
でも展示物が全く見えないわけでもなく、行列ができていても少し待てば展示物を全て見て回れました。
ゆっくりと時間をかけてみることができるボリューム感と構成で、見やすかったです。
展示内容は動物が描かれた浮世絵、工芸品、民芸品、外国人からみた当時の記録等々。
一つのテーマに集中して色々見ることができて、興味深かったです。
江戸時代が中心の展示でしたが、動物が当たり前のように日常生活にいたというのを感じ取れました。
日常生活の風景として馴染んでいた犬猫、将軍の鷹狩、季節行事としての潮干狩り。
当時の人も動物を愛でつつ日々をおくっていて、キャッキャしてたのかな?
そんな楽しさや美しさがありました。
帰りにミュージアムショップで、自分用のお土産を買いました。
suicaペンギングッズと鳥獣戯画のコラボアイテムがあったのが、東京駅っぽかったです
東京ステーションギャラリーを出たところの天井を、ふと見上げてみました。
東京駅のこういうところが、とても好き。
そして小腹がすいたので何か食べようとうろうろしてみましたが、何かこれじゃないなあ~と思っていたところに。
みつけました、「茅乃舎 東京駅店」。
ずーっと前に出汁が飲める出汁スタンドがあると聞いたことがあるのですが、ここですね。
一番オーソドックスな出汁スープを飲みました。
本当にコーヒーのテイクアウトと同じような容器に入れて、提供されました。
コーヒーを飲むような感覚で和風出汁が飲めるのって、新鮮。
生姜の風味の後に出汁の旨味を感じられて、体に染みわたりました。
本当にシンプルな出汁ですが、なぜこんなに体に馴染むんだろう。
食事処がありましたが、今回は出汁のみ味わいました。
そして東京駅の外見を見て、今回は帰宅へ。
体調が本調子じゃなかったので早々に退散しましたが、いい気晴らしになりました。
あまりにも都会、くらくらした
東京の中心の中心のような場所の一つでもある東京駅。
東京ステーションギャラリーの余韻を吹っ飛ばすぐらい人がいて、正直ちょっとだけくらくらしました。
「あまりにも都会」と感じたのは、それだけではありません。
各鉄道の接続が地下通路で縦横につながっていて、しかも歩いて移動できる距離に別の鉄道路線がある。
電車に乗っている人もどこかあか抜けている(ように見える)。
あまりにも都会。
この日常との差にくらくらしました。
そして思いました。
これが「当たり前」として生活している人と、そうでない人では色々と感覚が違ってきているんだろうな、とか。
どちらにしろあの人混み、きつかったです。
あの人混みにいるだけで体力が吸われていそうな感覚は、なんなんでしょうね。
私はやっぱり人混み苦手です。