そろそろアレな世代の話をしようか

氷河期世代の雑記ブログ(趣味や日常中心)

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文章上達は「文書を書き終える」を続ける事だという結論

 

「上手な文章」「読ませる文章」を書きたい

普段でもブログでも文章を書く時、密かに思ってしまうこと。

「上手な文章で、思わずうならせるような読ませる文章を書きたい」

そう思って、実は色々な文章の書き方のノウハウ本を読みました。

 

文章術とでもいうのでしょうか。

図書館や書店、本の通販サイトを覗くと、沢山文章術の本が並んでいます。

著者を見ると作家、元新聞記者、先生、エッセイスト等々、文章書きのプロが多く書いています。

 

これらの本を読んで

何か役に立ったか?

どの本がおすすめなのか?

そう思う事はないでしょうか。

私なりの答えは

「どれもそれなりに役に立つけど役に立たなくて、おすすめは読んで自分で探すしかない」

です。

こんなふわふわ結論、役に立たないですね。

具体的な事を言えよ。

そう思うかもしれません。

 

自分でも「これがこんなに役に立って、これを読めば劇的に文章が良くなるよ」といいたいんですよ。

実際、多少は役に立った本はあります。

でも考えていくと、上の結論になってしまうんです。

文章術のノウハウ本は役に立つけど役に立たない

文章術のノウハウ本は大きく分けて2種類、理論重視か実践重視かです。

理論重視はいわゆる文法や、言葉の選び方、構成理論等を重点的に紹介しています。

実践重視は読まれやすい1文の長さや、ネタの膨らませ方、1記事の具体的ボリューム等を重点的に紹介しています。

どちらも読んだときは「へぇ~」となりました。

実践でこれらのノウハウの真似をして通り書いてみても、何か自分がしっくりくる文書にならないなあと思うことが多くありました。

そしてまた別の本を読んでみる。

そんなことをくり返していました。

 

どうしてこんな事になるのかなあと考えてみました。

最初は「この本のやり方に自分が慣れてないから違和感を感じるせいだ」と、思っていました。

しかし何冊か本を読んで真似しても、すっきりしない物が残ります。

ノウハウの説明がふんわりしていたりする本もあり、そのせいかな?とも思っていました。

 

しかし文章を書いていくうちに、段々「真似して書いてもつまらない」ということに気がつきました。

 

文章術のノウハウは、自分にとって色々知らないことを知ったり気づいたりするきっかけになりました。

だからノウハウ本は「役に立った」といえます。

しかし自分で「おもしろいと思える文章を書くためのノウハウか」と自問すると、「役に立たなかった」といえます。

 

また自分が「この本を参考にしてみたい」と思っても、人によって目指すところは違うと思うんです。

なので結局は、自分で読んで判断するしかないと思います。

自分が納得する文章を書くには

具体的に、自分が納得する文章を書くにはどうすればいいのか。

私が目標にしているやり方は

・1文を長すぎないようにする

・思ったことを素直に書く

・文章術のノウハウは参考程度にする

・文章を書くときノリを最優先する

 

文章を書いていると、妙に調子がいいときがあります。

これを「ノリがいい」と私は読んでいるのですが、このノリを一番大切にして書きます。

文法的な間違いがあろうが言い回しが間違っていようが、その時はこだわらずに書きます。

 

そして書いた後に。

文章を見直すことを心がけています。

いわゆる推敲です。

推敲を「心がけている」というのは、満足感を求めると結局終わりがないからです。

やってもやっても「まだ何かできるのではないか」と求めてしまうんです。

一番大切なことは文章を完成させる事と本を読む事、続けること

だからこそ、文章を書く事、特にブログを書く上で一番感じた大切なこと。

それはとにかく文章を完成させる事です。

 

どこかしっくりしなくても、腑に落ちなくても。

とにかく文章をまとめて書き終わります。

するとどうなるか。

完成させる事で、次に進めます。

推敲をしてもよし、完成させた物を土台にして最初から書き直す事もよし。

 

一度に書ききれなければあきらめていましたが、今は「分割して書いても終らせればよし」と割り切っています。

目指す目標は「とりあえず完成させる」こと、これです。

どんな形でも書き終えると自分の中で区切りがついて、次のものを書くことに移れます。

 

そんな「書くこと」の土台を支えるのが、本を読むことです。

これは年をとるとつくづく実感するのですが、自分の中にインプットする物がないとアウトプットも難しくなってきます。

読む本のジャンルは、何でもいいと思っています。

 

本を読むことはインプットの量を増やすのと同時に、文章というアウトプットのバリエーションを増やしてくれます。

そして自分の中にあるモノをバージョンアップもしてくれます。

 

勿論本を読まなくても、文章は書けます。

でも色々な言葉にふれる事で、自分の中にある物を形にしやすくなります。

それが時間がかかるでしょうが、自分の文章に結びついてくると思っています。

 

そしてそれを繰り返し繰り返し、続ける事ではないかと思います。

いつか気が付いたら自分でも満足ができる文章が書けるようになるのかな。

文章を書き続けて形にして、そのために本を読んで。

訓練と実績が自分を鍛えると思います。

 

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