招き猫で有名な豪徳寺に行ってきました
一度は行ってみたかった豪徳寺
招き猫の逸話で有名なのが都内の豪徳寺です。
猫が井伊家の殿様をお寺に手招きしたところ豪雨や雷を避けることができた、という逸話を聞いたことがないでしょうか。
それがこの豪徳寺。
そして刀ミュの「江水散花雪」という作品とも縁があるといえば縁がありまして、井伊直弼のお墓がある場所でもあります。
招き猫が好き、そして刀ミュも好きとしては、一度は訪れたい場所でした。
この週末に出かけてみました。
やっぱり行ってみたいところは行ってみないとね。
曹洞宗の力強い建物
曹洞宗は禅宗の一派なのですが、なるほどと思える力強い建物が並んでいます。
私は禅宗の建物が好きなのですが、ちょっと都内と思えないぐらいのきっちり残った建物と静寂さでした。
入口はこのような感じですが、思ったより境内の敷地が広かったです。
京都や奈良ならいざ知らず、都内できちんとここまで昔ながらのお寺が残っているのは珍しいかも?
梵鐘の形も綺麗だったし、紅葉もあちこちにありました。
もう少し後にいくと紅葉が色づいて、「ザ・日本の秋」という風景になる予感です。
招き猫が置かれているのは敷地内の極一部
境内は外国の観光客らしき人が結構いたのですが、本当に色んな人がいました。
格好がね、中々強烈な人がいまして。
ブラが丸見えの猫のコスプレもどきの人がいて、しかもカップル。
それでやたら招き猫と一緒に自撮りしまくってて、正直ひいてしまいました。
イベント会場じゃないんですけど!?と内心モヤモヤしてました。
まあそれは横に置いといて。
猫のモチーフなどは境内のポイントポイントにあるのですが、有名なのは招き猫がずらっと並んでいるところだと思います。
これは境内の極一部です。
願掛けしてかなったら戻している、という感じでしょうか。
このような場所が2か所あります。
大変フォトジェニックな光景です。
大小様々な招き猫が、ずらっとおかれています。
でも猫だからそんなに怖くない!
これが人形だったら足がすくみますが(個人的に)、猫だとそうならないのは不思議。
この辺は観光客も集まってましたね。
少し怖い事というか気になることがありました。
撮影しようと招き猫に一歩近づいたとたん、パリン!と側にあった招き猫が自然に割れたのです。
ええええええ!?なに!?何事!?
私に何か悪いことが起こるの!?
それとも身代わりになってくれたの!?
解釈次第なのかもしれませんが、少し気になります。
招き猫の置物を買って帰ろうと思いましたが、全種類売り切れ。
残念。
それだけが心残りです。
帰り道に焼き芋専門店によった
駅と豪徳寺の間に焼き芋専門店があります。
そこによってハロウィンスウィートという品種を食べました。
何処かカボチャのような風味があってねっとり系の芋、蜜は溢れる程ではありませんがすっきりとした甘さがあります。
この品種は初めて食べましたが、すっきりとした甘さが好みの人は好きだと思います。
結構な人気店のようで、人が定期的に訪れていました。
現地に着くとネットや誰かの写真で見た場所ではあるので「見たことがあるな」という風景は確かにあります。
しかし生の現地だからこそ得られる「実感」「リアルさ」は、桁外れに情報量が違いますね。
これがお出かけの醍醐味の一つだと思いました。
行きたいと思っていた場所に行けるって、実は幸せな事なのかもね。