心身共にリセットをしたかった
仕事の忙しさと負担で疲れが抜けず、心身共にぼろぼろ。
そんな日々が続いていて、限界でした。
だから「この週末は絶対にリセットするぞ!」と心に決めて乗り切りました。
リセットとは何をするのか?
今回は「日常には縁がない場所にいく」を実行しました。
その場所は江の島。
でも江の島自体を観光するのではなく、近くにある小さな灯台を目指して出かけました。
可愛い灯台があった
江の島のそばに片瀬漁港がありまして、そのそばに赤灯台、白灯台といわれる小さな灯台が二つあります。
両方とも海に突き出ているところにあるので、とても景色が綺麗。
でも観光客よりも地元の人のほうが多いという場所です。
恐らく新江ノ島水族館と江の島に挟まれているので、観光客はそのどちらかに行ってしまうからでしょう。
地元の人が釣りをしたり、ジョギングをしている感じの場所です。
相変わらず派手な駅ですね、片瀬江ノ島駅。
ここから水族館側に歩いていけば、目当ての場所にたどり着きます。
よく見るとトビが虎視眈々と上空から狙っていて、実際低空飛行も中々器用にこなしています。
これは人間の食べ物を狙いなれているな!?
灯台に行く途中で波の音がザザーザザーと繰り返して聞こえてくるのですが、これがまた実に心地いい。
水面に太陽の光がキラキラと反射して、旅情たっぷりです。
プロムナードといわれている通路の終着点に目当ての灯台があります。
想像していたよりも小ぶりでシンプル。
よく岬に建っているような本格的な灯台ではありません。
これはこれで、とてもかわいらしいです。
今日は見えませんでしたが、恐らく天気や雲の状況によっては富士山もしっかりと見えるのではないでしょうか。
夕方の景色も素晴らしいと思います。
ここでしばらく波の音を聞いたり、船の行き来を見守ったり。
ぼけーっとのんびりしていました。
江の島の灯台というとシーキャンドルを連想する人も多いと思いますが、それ以外にも灯台はあります。
個人的にはこっちの灯台のほうが好きかもしれません。
シーキャンドルも綺麗なのですが、このかわいらしさがたまりません。
景色を楽しんだ後に周辺をちょっとだけ歩いて、この辺の散策はおしまい。
これだけ有名でメジャーな観光地に来たのに、見たのはこの灯台二つだけです。
それには理由があって、人がわちゃわちゃいる場所に行きたくなかったから。
今の状況でそういう場所に行くと、逆に疲れるんですよ。
だから人があまりいなくて、景色もごちゃごちゃしてなくて、ぼーっとできる場所。
そこを楽しむことにしました。
穏やかな波の音がいつまでも繰り返して、広々と目の前に広がる海。
遠くまで続く海岸線と町の近さ。
何処までも平穏な時間です。
はあ~~~贅沢。
観光はしてないけど、とても気持ちのいい時間でした。
ほっと一息ついて思ったこと
帰り道に適当なお店に入ってコーヒーを飲んで一息つきました。
そこでも本を読んだりスマホをいじったり。
ひたすら自分のために時間を使います。
こういうのが贅沢と思うほど、自分は疲れていたんだなと改めて思いました。
そしてそういうときって、文章を書こうとか他の事をしようという気力がほとんどないという事にも気が付きました。
他の事に気が回らないというか、自己回復に無意識に全力を使っている感じです。
物理的には贅沢さも華もないお出かけでしたが、ほっとできました。
また行きたいなと思いました。