今芸能人の不倫が話題ですね
ここ数日の芸能ニュースを見ていると、何かしら「東出昌大と唐出えりかの不倫」の話題がちらちらと入っています。
芸能人って私的なやらかし事がニュースになると、チクチクと色々とやられますからね。
今回のことは自業自得とも言えます。
そして気が付いたのですが、女性の方が怒りコメントや態度を明らかにしているのが多い事です。
今回は特に女性が怒っている
芸能人のコメントだけではありません。
ネット上や現実でも、女性の方が怒っている人が多い感じがします。
今まで不倫報道は色々ありましたが、周りを見ると今回は特に怒りの度合いが高いのを感じます。
- 奥さんの方に同情すべき背景と元々女性に好感度が高い
- 子育て世代や既婚者にとって許せない出来事だから
女性達が怒っている理由として、これらがよく言われることです。
確かにそうです。
でも根本的な理由は、他にあると思います。
女性の「共感からくる怒り」は強い
もし旦那や彼氏が不倫をしたら、女性は誰に一番怒りを向けるか。
旦那や彼氏をとった相手の女性です。
勿論旦那や彼氏に怒りを向けない、というわけではありません。
しかし「自分の物をとった」「自分のプライドを傷つけた」という怒りは、相手の女性に対して猛烈に感じます。
その怒りの共感は話を聞いた女性に素早く伝わり、怒りの連鎖が始まります。
よく小学校などで女の子を一人敵に回すと何故か関係ない女子まで敵に回る、という事を目撃しませんでしたか?
現象としては、それと同じことです。
今回は子育てや既婚者の女性を中心に、共感からの怒りが非常に強く起こっています。
まるで自分の身に起きたように、最初報道を見た時に感じたのではないでしょうか。
「匂わせ行動をした」と報道もありました。
それは彼の奥さんへの挑発行為であり、また、奥さんの方が好感度が高いため、彼女を侮辱する行為に対して更に怒りの拍車をかけました。
「落ち着けよ」と男性が言えば言うほど女性は反発する
「他人があれほどの怒りの矛先を向けるのはおかしい」というコメントを男性芸能人がコメントしていますが、逆効果だなと思います。
理性では「他人が色々言っても結果を出すのは渦中の夫婦」というのはわかっています。
しかし、共感からくる怒りは爆発するのです。
どんなに他人である世間の人が怒ったり意見を言ったとしても、いわば噂話の種として消化されるでしょう。
また最終的に決めることができるのは夫婦だけであり、罰を与える権利がはっきりとあるのは奥さんだけでしょう。
しかし「私に対して行われた」と感じる、不倫された奥さんへの「共感からくる怒り」の方が、まだまだ大きい状態です。
だからこそスポンサーやTV局は、不倫問題を起こした芸能人を使いづらいとなるのでしょう。
不倫を起こした芸能人が男性でも女性でも変わりませんが、特に今回の組み合わせは怒りを招きやすい組み合わせの上に、不倫をしていた時期や悪すぎます。
この先どんな作品に出演しても、「あの人は~」といわれるのは間違いありません。
女性が不倫相手を許さないのは
女性にとって旦那や彼氏の不倫相手は、自分の大切なものを奪った存在です。
そして自分のテリトリーを荒らした存在でもあります。
例え自分とほとんど接点がないカップルや夫婦の問題だとしても。
その相手は、自分の旦那や彼氏をとってしまうかもしれません。
現実的な相手でなくても、本能的に警戒心と怒りが起こります。
自分にとって好感度が高い相手を悲しませた相手なら、なおさら怒りは膨れ上がります。
ましてや「清純系」という、「そんなわけないでしょ」といいたくなるような相手なら。
女性にとって「あの子可愛いのにね」では済まされません。
「ああやっぱり、裏があるんだ。うまく隠して図々しい」という気持ちが、更に怒りの火を注ぎます。
この心理は同性から見た女性像なので、男性には少し理解しがたいと思います。
それが先の、男性タレントの様々なコメントに出ています。
彼氏や旦那の立場の人に対するお願い
もしこの話題で、自分のパートナーが怒りの声を上げているようなら。
自分に話しかけてきているなら。
正直、内心うんざりしているかもしれませんね。
でも「また女が何か感情的に怒ってるよ」と思うのではなく、黙って話を聞いてあげてください。
うんうんと頷くだけでもいいし、合わせて相槌を打つだけでもいいんです。
「ちゃんと話を聞いてるよ」と認めれば、意外とすんなり感情が落ち着きます。
かといって適当に流していると、女性は気が付きます。
その結果、余計に怒りを招きます。
あるいは不満を、じわじわと貯めます。
「あなたの話を聞いてますよ」という態度が、大切です。
たまった不満を一度に出す人と、ためにためて行動に出す人もいます。
自分たちに何かおこる前に、なるべく不満をためないようにしてあげてください。