割れたチークの再生方法を試してみた
チークが割れてしまった
パウダータイプのチークの最大の問題は、割れる事。
そして割れた後は、とてもとても使いにくいのです。
今まで何回もチークが割れてしまったことがあり、そのたびに無理矢理使っていました。
ネットを検索すると割れたチークの再生方法がいくつかあり、そのうちの一つを試してみました。
パウダータイプのチークを割れにくくするには
そもそも何故パウダータイプのチークは割れるのか。
考えられる原因は
・強い衝撃
・使い方
が多いようです。
パウダータイプのチークは、細かな粉を高い圧力で推し固めたものです。
その為ケースを落としたり、化粧ポーチの中で他のメイク用品が強くぶつかったりすると衝撃で割れてしまいます。
チークを使う時に中心を重点的に使う事が多いと思います。このように使う部分が偏ると、その部分だけ薄くなり割れやすくなります。防ぐには全体をまんべんなく使う事ですが、これは経験上、チークの構成やつくりによってほぼ無理です。
結論として、パウダータイプのチークは割れる事が宿命のようなアイテムです。
割れたチークの再生をやってみた
チークが割れるたびに新しいチークを買う、というのも勿体ない話です。
あるいはクリームタイプのチークを使えばいいのでは?という考えもありますが、それはまた違う話。
化粧をする人ならわかりますが、使用感や仕上がりが違うのです。
その時のなりたい感じや気分に合わせて、クリームタイプかパウダータイプかを使いたいのです。
再生方法は大きく分けて2つ
割れたチークの再生方法は大きく分けて二つあります。
・ワセリンや化粧水、乳液などを混ぜてクリームタイプのチークにリメイクする
・割れたチークを粉々にして再度自分で固める
私が実際に行ったのは、割れたチークを自分で固める方法です。
クリームタイプのチークにリメイクする方法は、人によってはリップにも使えるとありますが、衛生面や品質面で不安があります。
それに加える量によって、失敗する可能性が高いのも躊躇ってしまった理由です。
そこで今回は、割れたチークを自分で再度固める方法を試してみました。
割れたチークを自分で固めてみた
方法自体はとても簡単です。
1.割れたチークをラップやビニール袋などにいれ、塊がなくなるまで粉々にする
2.粉々になったチークを容器に入れる
3.硬いもので固める
4.冷蔵庫で冷やし固める
割れたチークを粉々にして、容器に入れてしっかりと押し固めます。
そして冷やして更に固めるという方法です。
細かく粉々にするときは、とにかく細かく塊が内容にします。
私はラップに包んでやりましたが、中身が透明なので見やすくて便利でした。
押し固めるときは、とにかくぎゅっぎゅと力を込めてやる事が肝心だと思います。
使う道具は、ペットボトルの蓋の部分を使いました。
実際にやってみた結果
実際にやってみた結果ですが、使えるけど持ち歩きは難しいかな、という感じでした。
固まったのですが、割れる前の固さではないため粉が飛びやすくなっていました。
また粉自体の量が少ないため、容器塗料が釣り合ってないのではないかと考えます。
持ち歩くには不安が残る仕上がりでした。
実際にやってみての改善点や対策を考えてみる
実際にチークを固めてみて、失敗しないための対策や改善点を考えてみました。
・粉を固めるときは隅々までしっかりと固める
・粉が少ない場合は別の容器に入れ替える
・どうしても元の容器に入れる場合は、全体にまんべんなく入れて固める
・持ち歩きを諦めるのも一つの手
なるべく残ったチークの量にあった容器に入れて固めるのが、成功の秘訣だと思いました。
メーカーが行った圧縮よりも、自分で固めると圧縮が緩くなるのは否めません。
その為固まったとしても、割れる可能性はどうしてもあります。
家で使うには、不自由はしていません。
むしろ使いやすくなった気も。
持ち歩くなら、いっそ固める前に別の容器(パウダーのみ入れ替えられるもの)に入れるのもいいかもしれません。
その方がポーチ内が汚れませんし。
一度やってみていいかも
実際にメイクに使っても、発色自体は変化ありません。
粉が割れる前より飛ぶので使いにくさを感じるかもしれませんが、逆に柔らかくつけられるので、使い勝手がいいと感じる人もいるかもしれません。
パウダータイプのチークが割れたら、とても簡単なので一度やってみるのをお勧めします。
おすすめの容器です。