そろそろアレな世代の話をしようか

氷河期世代の雑記ブログ(趣味や日常中心)

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お盆何してた?「ミスター味っ子」見てた

 

「わあ懐かしい」と思った人は間違いなく昭和世代

お盆に何をしてたかというと、アニメの「ミスター味っ子」見てました。

「わあ、懐かしいなあ」と思った人は間違いなく昭和生まれです。

 

何故今これを見たか。

単純に「こんな動画があるよ」という紹介画像が流れてきたから。

実はむかーーし見た記憶があります。

でも記憶はおぼろげなんです。

まだ全部見ていませんが、とにかく今の時代にない作品だなと感じました。

とにかくカロリーが非常に高い作品

ミスター味っ子を見て真っ先に感じるのが、作品の持つカロリーの高さ。

・キャラが濃い

・味や料理の表現が濃い

・話の設定や展開が割と強引だけど、有無を言わせない流れに持っていく濃さ

・随所にくどいほどのはっちゃけた演出がはいる

最初はまだ表現は抑えめで、物語展開も割と地味目。

でも段々とはっちゃけてきます。

そのはっちゃけぶりが無制限というか、思いっきりすぎてて圧巻。

全体的に常識をぶち破ってくる高カロリー。

見所はやっぱり演出の奇抜さと思い切りの良さ

元々はっちゃけた演出や内容で有名な作品ですが、久々に見て、ここまではじけてるのかと驚きました。

私の覚えている記憶は、人物が光ったり飛んだりとしたもの。

主に味皇ですけど。

でも彼だけじゃなかった。

とにかく登場人物が、美味しかったら人外の何かに変身したり飛んだり光ったり夢のような世界に入ったり巨大化したり。

料理も飛んだり光ったり、材料が踊ったり喋ったり。

とにかくオーバーアクション!

何かあるごとにオーバーアクションで攻めてくる。

そこに濃い性格の登場人物が沢山出てくる、毎回毎回イベント会場のアトラクションを見ているような作品です。

 

物語としては、まごうことなき少年漫画です。

設定とか登場人物の濃さとか、今の妙にスマートな設定の漫画やアニメに慣れていると逆に新鮮かもしれません。

原作は料理物の漫画では、かなり古い作品です。

今の漫画やアニメにはない雰囲気とパワーがある

もし今のアニメに慣れている人がこの作品を見ると、どう思うだろうと考えました。

ミスター味っ子は80年代の作品です。

だから当然手描きセルで作られていて、演出もCGでもないし画面もデジタルではありません。

一番最初に、この点で古さを感じるでしょう。

 

そして作中の風俗も、今とは違います。

例えばローラースケートがあったり、今は街中にあっても違和感がないお店がまだ珍しかったり。

何より下町の食堂や町内会とか町内行事とか、それになじみが無い人も多くいると思います。

 

言葉や絵の内容も、今では(自主的な物も含めて)みない物もあります。

女性や男性の入浴シーンにモヤがかかってなかったり、女性に対して「オバハン」と罵ってたり。

今やると確実に怒られますね、これ。

料理も当時は「何というすごいアイデア」といわれていたものでも、まだその料理や調理法自体がよく知られてなかったのもあります。

今同じことをやってもすぐに「○○という名前の料理だね」といわれそうな料理も、多数あります。

 

このように今の時代から見ると、いろいろな違和感があるのは確かです。

私でも久々に見ると「昔はこれ怒られなかったんだな」と驚くことも多いですし。

作画だって何か違和感を感じるところもあります。

 

しかし。

原作が少年漫画なのもあるでしょうが、あの時代特有の勢いがあります。

設定はいかにも漫画だけど、アニメの「動く」という特有の演出に伸び伸びとした物を感じます。

観ているうちに慣れてくるでしょう。

 

ミスター味っ子をアニメ化したら、また何か別の物ができそうな予感。

あれはやはり、あの時代だからこそできた作品なんだなと感じますね。

 

徐々にあのパワフルなはっちゃけぶりに慣れてくると思うので、多分今でもおもしろいと思う人は結構ハマると思いますよ。

 

原作漫画はこんな感じ

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