PCの外付けSSDが勝手に切断される対処方法2
外付けSSDをPCが勝手に切断する問題再び
外付けSSDやHDがブツブツと切断される、という症状がまた発生してしまいました。
色々調べてみると、他にも対策が必要なことが分かりました。
その対策とは、PCのHD(SSD)と外付けSSDやHDとのやり取りが一定時間行われないと勝手にPCが電源OFFする設定を変更することです。
つまり外付けSSDやHDが勝手に電源が切れたり切断される問題の対処方法は
・USBの電源管理でデバイス電源オフ設定を無効にすること
・PCのHD(SSD)とのやり取りが一定時間行われないと切断しないように設定変更
となります。
どんなときに発生するのか
例えば外付けSSDやHDにゲームデータを入れておくとします。
ゲームのプレイ時に外付けSSDから読み取るように設定していて、一定時間以上アクセスしない時。
ゲームの内容によっては、常にアクセスしないこともあるのです。
その時PC側で設定されている時間が経過すると、PCが自動的に外付けSSDの電源をオフにします。
それによって切断が発生します。
例えば外付けSSDやHDに入れた動画を見ていた時。
前回のUSBのデバイス電源オフを解除しておき、常に動画をみるために外付けSSDにアクセスしていると、PCが勝手に電源オフはしません。
しかし動画と動画の時間を一定時間空けると、勝手にPCが外付けSSDの電源をオフにして切断します。
対処方法
方法は記しますが、実行した結果は全て自己責任です。
理由は、PC内部の設定をいじることになるからです。
対処方法は記しますが、実行しても不具合が起こったとしても責任はとれません。
もう一度言いますが、実行結果は自己責任です。
設定→システム→電源とスリープ→電源の追加設定→電源オプション画面
「電源オプション画面」の自分が選択したプランの「プラン設定の変更」
→プラン設定画面の編集画面の「詳細な電源設定の変更」
→「電源オプション」
今回この画面で必要なのが、「ハードディスク」と「USB設定」です。
それぞれの項目を以下のように設定します。
<ハードディスク>
バッテリ駆動:なし(0分に設定して「OK」とすると「なし」表記)
電源接続:なし(0分に設定して「OK」とすると「なし」表記)
<USB設定>
バッテリ駆動:無効
電源接続:無効
これでPC側と外付けSSDやHDのアクセスが一定時間なくても、外付けSSDやHDの電源を落としたり切断できないように設定します。
メーカーによってはツリー内容がない場合もある
実はメーカーやPCによって、この画面のツリー構造が違っていることがあります。
最終的な電源オプション画面を開いたとき、「ハードディスク」と「USB設定」のツリーがないことも。
そうすると、ユーザーがこの画面から設定そのものができないようにされています。
これはメーカー側の安全策ともいえます。
しかしブツブツと外付けSSDやHDが切断されるのは、非常に迷惑です。
一応対処法があるのですが、実行結果は自己責任です。
なぜならレジストリをいじるから。
PCの内部設定をいじることになるので、下手をすると起動しなくなることもありますしPCの挙動がおかしくなることもあります。
<ハードディスク設定表示>
レジストリエディタを起動し
HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Control\Power\PowerSettings
その中にある
0012ee47-9041-4b5d-9b77-535fba8b1442
|ー6738e2c4-e8a5-4a42-b16a-e040e769756e
Attributes=2(16進数)
<USB設定表示>
レジストリエディタを起動し
HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Control\Power\PowerSettings
その中にある
2a737441-1930-4402-8d77-b2bebba308a3
|ー48e6b7a6-50f5-4782-a5d4-53bb8f07e226
Attributes=2(16進数)
これで上記の電源オプションで、「ハードディスク設定」「USB設定」が表示されます。
後の設定は、上記の電源オプションと同じです。
くれぐれも間違わないように注意が必要です。
実行結果は自己責任です。