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firefoxのユーザーエージェントを偽装してみた

ユーザーエージェントを偽装してみました

ユーザーエージェント(User Agent )とは、サイトに対して「利用者は〇〇というブラウザやOSを使っていますよ」という情報の事です。

ユーザーがサイトにアクセスしたとき、その情報で「このユーザーはサイト利用に利用できるブラウザを使っている。だからこのまま使ってよい。」「このユーザーは利用できないブラウザを使っている。注意文を出そう。」という風に使われることが多々あります。

 

私はメインにfirefoxを使っています。

firefoxは代表的なブラウザの一つなので、サイト閲覧やゲームとはじめとしたネットを利用したときに「対応していません」という事は滅多にありません。

しかし極まれに、そういう事態があります。

最近スマホ対応のゲームアプリをPC版で遊ぼうと思ったのですが、いざfirefoxでプレイしようと思ったら「他のブラウザで利用してください」と利用できない事がありました。

 

これに対する対応法は二つ。

一つは対応している他のブラウザ(chrome等)をダウンロードすること。

ですがそれだけのために、他のブラウザを入れるのが嫌というのが本音です。

もう一つはfirefoxのユーザーエージェントを書き換えること。

つまりfirefoxではなく、他のブラウザであると偽装する方法です。

ユーザーエージェント偽装は悪いことか

偽装と聞くと、悪いことをしているようでドキッとするかもしれません。

しかし悪いことではありません。

例えば開発したアプリを他のブラウザでどのように表示されるか、スマートフォンではそのように表示されるか等確認や検証するために使います。

このように違法行為ではありません。

今回はあくまで利用先のサイトに「対応したブラウザ」だと認識させるためです。

firefoxでユーザーエージェント偽装のための具体的な方法

 User Agent の具体的な偽装方法ですが、私はアドオンを利用しました。

firefoxの「about:config」で直接変更することもできますが、一々設定を書くのが面倒くさいと思ったからです。

一度変更したら戻さない限り、そのままです。

そのため、気軽にUser Agentを変更したり戻したりできるアドオンを利用することにしました。

 

私が利用したのは「User-Agent Switcher」というアドオンです。

これは簡単にfirefoxのUser-Agentの文字列を書き換えてくれます。

User-Agent Switcherの使い方

使い方はとても簡単です。

アドオンをfirefoxにダウンロードして、有効にします。

そしてUser-Agent Switcherを開いて「オプション」を開くと、具体的に偽装したいブラウザやスマートフォンなどがあらかじめいくつか設定されています。

f:id:pomu2019:20220321175416p:plain

左端の「有効」にチェックが入っているものが、偽装に選択することができます。

文字列を自分で新しく追加することもできますし、設定の文字列を削除することもできます。

(右端の「-」を押すと、その一行が丸々消えます。一番下の行に自分で追加できます)

 

この画面に入っていませんが、同じ画面で上のほうに「アイコン上にバッチテキストとしてユーザーエージェントを表示しますか?」というチェック項目があります。

これにチェックを入れると、

f:id:pomu2019:20220321175426p:plain

このようにfirefox上からすぐに偽装先を選んだり元に戻すことができます。

 

「デフォルト」はユーザーエージェントがfirefoxです。

偽装するときは、偽装したいユーザーエージェントを選択します。

特にブラウザの再起動は必要ありません。

偽装したいユーザーエージェントを選択してから、サイトを開かないと偽装できません。

 

アドオンは必要がなければ削除することもできるし、無効にすることもできます。

chromeではユーザーエージェントを廃止する動きがあるようですが、firefoxはどうなるでしょうか。

少しその辺の動きは終えてないので、今のところわかりません。

画面の位置が気に入らない時は

実際に偽装してみると、思わぬ位置に画面が出てくるときがあります。

端っこにありすぎて使いにくかったり。

そんな時は、アンドロイドなどのモバイルとして偽装したら画面が中央になって使いやすくなることもあります。

もし見たいサイトや使いたいサイトがモバイルにも対応しているなら、やってみると改善することがあります。

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