帰省中にコロナ陽性になった話(3)-隔離中に必要だと思った物と食事について
コロナの隔離中に必要なもの、それは確かにある
帰省先でコロナ陽性になり自宅隔離を経験しました(厳密には妹宅ですが)。
その時の経験から、私が隔離中に必要だと思ったものや使ったもの、食事について書いていきたいと思います。
結論からいうと、陽性になる可能性を考えて色々と揃えておくことをおすすめします。
そしてレトルト食品は大活躍します。
普段使わない人も躊躇わずに使う、割り切って使う。
体をとにかく回復させることのみに集中できる環境を作れるようにしておくのが、一番大事だと思いました。
あって良かったと思ったもの
隔離中は極力部屋に閉じこもっていました。
その時に必要だと実感したものや実際に使った物の一覧です。
<食料関連>
・水(2リットル単位)
・ゼリー
・プリン
・うどん
・お粥
・ミカンやリンゴ
(一人暮らしの場合はレトルトのお粥やスープ、麺類が大活躍)
<衛生関連>
・マスク
・コップ(陶器でも紙コップでも)
・使い捨てのビニール手袋
・ウェットティッシュ
・専用のごみ箱
・着替え
・専用のタオル
・トイレ消毒用液等
<体調を整える関連>
・湯たんぽ
・熱さまし(熱が出たから)
・トローチ(喉が痛かったので)
・頭痛薬(どうしても我慢できない痛みに襲われたので)
・座布団やクッション(腰痛対策)
・温度計
・熱さまシート
<娯楽関連>
・小さなテーブル
・動画配信
・携帯ゲーム機
・本
・メモ帳
・筆記具
誰かと一緒にいる場合、一番大切なのが感染を拡大させない事。
だから隔離中は、感染対策にとにかく神経を使っていました。
室外に出るときは使い捨てのビニール手袋をして、トイレは使用後毎に自分で消毒液で拭いたり。
食事はお盆にまとめて乗せて渡してもらっていましたが、一旦部屋の外に置いてもらって自分で室内に運びました。
食事のやり取りを間接的にするので直接会わないのですが、それでもお互いにマスクと使い捨てのビニール手袋必須です。
私が触ったものを捨てる場合、必ず隔離室のゴミ箱に捨てていました。
私以外の身内も、隔離期間中は室内でマスク必須で過ごしていました。
洗濯物は一緒に洗ってもいいのですが、使うタオルは別々です。
掃除ですが、熱が出ているときはそれどころではありませんでした。
落ち着いてくると自分で掃除機をかけましたが、使い捨てのビニール手袋必須です。
一人暮らしだと熱が出ている間は特に、掃除も洗濯も食事も作りたくないですしできません。
だから多めに着替えやタオルがあればいいと思います。
一々食器を洗うのが怠ければ、使い捨てのコップを使うのをおすすめします。
湯たんぽが大活躍
実は湯たんぽが大活躍しました。
寒さ対策と乾燥対策です。
ヘタにエアコンをつけると、熱でやられた体に更にダメージがありました。
何故なら乾燥した空気が喉や皮膚を傷めるし、数日掃除なんてまず無理なので、埃が部屋をグルグルすることになるからです。
基本的に布団で寝ている生活なのですが、やはり暖房器具がないと寒いです。
そんな時に湯たんぽを使うと、空気は汚さないし乾燥させないし。
いいことづくめです。
何よりお布団がホカホカと気持ちいい。
これが大事で、暖かい布団で寝ると安心感があるのです。
地味なアイテムですが、大変役に立ちました。
腰痛対策に便利なのが座布団かクッション
長時間寝ていると、腰痛になってしまいました。
その対策アイテムが座布団です。
足のふくらはぎ辺りが山に盛り上がるように、敷布団の下に座布団で高さを調整して置きます。
クッションでもできます。
ただしあまり山が高くなると、逆に足が疲れてしまいます。
私はこれで腰痛がかなり楽になり、寝ていてもほとんど苦になりませんでした。
ただし根本的な解決ではなく、対処法です。
できれば少しの時間起き上がって、横にならない時間を持った方がいいです。
気分転換にもなりますし、姿勢からくる頭痛対策にもなります。
根本的な治療薬はないので
基本的にコロナ陽性になっても、根本的な治療薬はありません。
症状に合わせた対処療法です。
それはわかっているのですが、あまりに熱や頭痛、喉の痛みが激しい時期があり、発熱外来に行こうと思いました。
しかし行くだけの気力と体力に自信がなく、市販薬を使いました。
すると症状がかなり軽減されました。
実際どうするかの判断は個々によると思いますが、私はこれで乗り切れました。
症状に合わせた薬と使い方、飲み合わせなどはしっかりと考える必要があると思います。
私は絶対に、複数の薬を同時に飲みませんでした。
娯楽は本当に大切で必要
娯楽って、本当に必要なんです。
何故なら寝てるしかないので、とにかく暇だから。
どんなに高熱でも、体調が改善してきても、基本は寝て過ごすことが主です。
だから娯楽がないと、精神的に苦しくなってきます。
私は動画配信サービスを利用して、ぼんやりと何かを見ていました。
もしくは音楽を聴いたり。
正直言うと、見たものの内容をほとんど覚えていません。
動画の人の声や物音がBGMのようなものです。
人と隔離した生活をしているので、普段より精神的に孤独感を強く感じるようになっていました。
かといってTVを見ようとあまり思えず(普段から見てないのもありますが)、気軽に流しておけるという意味で動画配信はとてもありがたい存在でした。
ネット検索はこの時期行うと、疑心暗鬼がひどくなりそうで殆どやっていません。
怠いのでやる気も起きないのもありますが、SNSもほとんど見ていません。
むしろそのほうが気分が楽でした。
人が楽しそうに生活しているのを見ると、「なんで私はこんなに苦しいのに」と悪い事ばかり考えそうになるからです。
だからダラダラとぼーっと見ることができる動画配信サービスが、とてもありがたかったです。
必要な事を相手に伝えるために、極力話すをの避けていました。
だからメモ帳や筆記具は便利です。
食事は栄養より消化、水分が重要
熱が出たのもありますが、水分を沢山とった記憶があります。
それと栄養よりも消化のいいもの優先です。
具体的にいうと、お粥、おじや、うどん、パン粥を食べていました。
コロナ対策でレトルトは大活躍ですし、必須です。
大いに活用するべきものです。
しかし1種類だけ用意するとか同じ味だけにするのは、おすすめしません。
何故なら飽きるから。
おすすめなのが、違うものを複数用意して、味も複数揃えること。
例えばお粥とうどんを用意するとか、白がゆと鮭粥を用意するとか。
熱が出ると味覚が変わることもありますし、コロナ陽性になってから舌に薄い膜が張っているような感じが続きましたが、味覚が全くないというわけではないのです。
食感も感じますし、微妙に味覚の何かがいつもと違うという感じなのです。
隔離中の食事は貴重な楽しみの一つです。
ですので、飽きないように意識した方がいいです。
そして強く感じるのが、甘さ。
甘さは楽しみでもあります。
こんな時に美味しいと素直に思ったのが、ゼリーとプリン。
この時ほど美味しいと思ったことはありません。
フルーツも水分補給や栄養、食事の楽しみを考えるとおすすめですが、特にミカンが一番です。
簡単に皮を剥くことができる上に、程よい甘さと酸味が最高なのです。
味覚的にリンゴも、とても美味しかったです。
コロナの隔離期間に食べるものは、とにかく簡単で味覚に変化のあるように用意するのが一番です。
レトルトを大いに使ってください。
食事を丁寧に作ったり洗濯したり掃除をしたり、そんなのはそこそこ回復してからの話です。
行きがかりとはいえ妹宅でお世話になりましたが、なんにしても自分が回復するのが一番の恩返しです。
その後なんとでもできます。
一人暮らしだと特に、回復しないと何もできません。