そろそろアレな世代の話をしようか

氷河期世代の雑記ブログ(趣味や日常中心)

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牡蠣が大の苦手だったのに今では大好物

今週のお題「苦手だったもの」

牡蠣が大の苦手だった

私は苦手な食べ物がほぼありません。

そんな私でも、どうしても長年苦手だったものがあります。

それは牡蠣。

しかし今では大好物です。

牡蠣に対する苦手意識が180℃変わった事について書いていきたいと思います。

とにかく牡蠣の全てが苦手だった

子供の頃から牡蠣が大の苦手でした。

なぜ苦手だったのかというと

・嚙んだ時に感じる苦み

・調理法を変えても残る風味

これにつきます。

 

牡蠣が持つ癖のある苦みと風味が、とても苦手でした。

小中学校の冬の給食で牡蠣がよく出ていたのですが、その時は大変でした。

牡蠣の炊き込みご飯、牡蠣とかき卵のスープ、牡蠣のステーキ、牡蠣フライ・・・

今から考えるととても豪華なメニューだったのですが、当時の私にとっては絶望的なメニューでした。

なぜなら教室中に牡蠣の風味が漂うので、何を食べても牡蠣の気配がします。

牡蠣から逃れられない苦しみ。

当時の給食は全部食べるまで昼休みはない、というのが普通でした。

そのため牡蠣をどうしたか。

牛乳が苦手な子と交換したりして、なるべく食べないようにしていました。

どうしても口に入れる必要があるときは、ゴックンと一口で飲み込んでいました。

そうやって乗り切っていました。

牡蠣のうまさに目覚めた日

そんな私ですが、牡蠣と運命の出会いをする日がやってきました。

それは宮城県の松島。

当時妹夫婦が宮城県に住んでいたので、遊びに行きました。

その時観光で松島に連れて行ってくれました。

とあるお店で「美味しいですよ。是非食べてください」と義弟がニコニコしながら注文してくれたのが、松島の牡蠣を使った牡蠣フライ。

牡蠣嫌いなんだけどー!

私牡蠣大嫌いなんだけどー!

匂いも何もかも駄目なんだけどー!

妹ーー!言ってなかったのー!?

でもせっかくの好意、無下にすることもできない。

でも苦手なんだけど。

頭の中で感情がぐるぐるしてました。

こうなったら仕方ない、覚悟を決めるか。

いくら苦手でも相手の好意を無下にするのは失礼だろうし、何より出されたものを食べないのは嫌だしもったいない。

いざとなればほとんど噛まずに飲み込もう。

「では、いただきますね」

そういってぱくりと一口で牡蠣フライを口に含むと、ふわりといい匂いがしてびっくり!

そして一口噛むと、牡蠣の旨味がじわ~と口の中に広がって、そこにフライ特有の油の旨味が加わって衝撃的でした。

「あ、これ美味しい」

思わずそんな言葉がでました。

それほど牡蠣フライの美味しさにびっくりしたのです。

 

この瞬間から、私の牡蠣嫌いは克服されました。

むしろ今は牡蠣大好きです。

メニューにあれば、積極的に「食べたい」と思えるようになりました。

一つ苦手なものが減ってちょっぴり得した気分

よく「苦手だったものでも美味しいものを食べると変わる」といわれますが、まさにその体験でした。

一つ苦手なものが減ってよかったことは、食事の幅が広がったこと。

元々食事の好き嫌いはほとんどないので「食事をする場所がない」と困ったことはないですが、それでも食べれるものが増えるのは選択肢が増えるのでいいですね。

だからちょっぴり得した気分です。

 

 

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