そろそろアレな世代の話をしようか

氷河期世代の雑記ブログ(趣味や日常中心)

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スーパーから納豆が消えた

 

納豆がスーパーから殆ど消えてる

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先日スーパーに行って、驚きました。

納豆が殆ど消えていたからです。

納豆の売り場には「納豆を食べると健康になるとTVで紹介されました」というポップがあったので、その影響かと思っていました。

真相はどうも「納豆がコロナウィルスを寄せ付けなくする効果がある」という噂で、納豆を求める人が多くなったようです。

そんな噂は勿論デマ

「納豆を食べるとコロナウィルスに効く」「納豆を食べるとコロナにかからない」

そんな噂は、勿論デマです。

科学的に証明されたわけでもなく、その可能性も提示されていません。

何故そんな噂がいきなり?と思って調べてみると、「茨城県でコロナウィルスにかかっている人が少ないのは、納豆を多く食べるからだ」という根拠のない話が出回ったせいの様です。

もしかしたら軽口で、だれかが冗談のつもりで言ったのかもしれません。

それが、さも真実のように信じる人がいたのでしょう。

トイレットペーパーをはじめとした紙類の売り切れに続き、「またか」という気持ちです。

納豆消費量は盛岡が日本一

最新の納豆消費量を見ると、岩手県盛岡市が日本一です。

最新データの2018年の2人以上の世帯を対象とした購入金額調べでは

1位:岩手県盛岡市(6631円)

2位:茨木県水戸市(6352円)

3位:福島県福島市(6284円)

となっています。

「納豆といえば茨木県の水戸」というイメージが強いのですが、データを見てみると、ここ数年は2位と3位をうろうろしています。

確かに上位にいますが、それを上回る購入金額の地域が存在しています。

関西でも納豆は食べられている(世代差が大きい)

「関西人は納豆を食べない」という話は、よく定番ネタで使われます。

確かに大阪、和歌山、兵庫など関西地域の購入金額は、全国平均を下回っています。

そういう意味では今でも「関西人は納豆を食べない」というのは、間違いではありません。

しかし私の体感では、世代差が非常に大きいと感じています。

昔から関西に住んでいる高齢者は、納豆を好んで食べる人が少ない感じがします。

しかし私と同じ世代から下は、納豆は食卓でよく見る食べ物です。

納豆を嫌いな人もいますが、日常にありふれた食べ物となっています。

昔の漫画や漫談で「あんな腐った豆食べられるか」というネタは、もう消えていくでしょう。

恐らく、世代間で嗜好の差が激しいものの一つです。

噂に流される前に考えることが大事

納豆は体に悪いものではないし、健康被害が出るものではありません。

実質的な被害というのは、急に需要が増えて大変なメーカーやスーパーの関係者でしょう。

しかし紙類の買いだめ騒動と同じく、また根拠のない噂で納豆が巻き込まれました。

少し考えれば、どう考えてもおかしい内容だと気が付くはずです。

自分の頭で考えることを放棄すると、詐欺師やデマの餌食になるだけです。

今の状況にいい様のない不安感を持っている人が多いのは否定しませんが、少しヒステリックに感じます。

こんな状況で不安になりがちだからこそ、正しく怖がることが大事です。

そのためには、根拠のあるデータを基に考える事。

テレビ・ネットは常に正しい事ばかりじゃない

今テレビをつけても、やみくもに不安や危険をあおる報道ばかり目につきます。

特にワイドショーや情報番組が、一方的で不確かな情報を基に不安感ばかり焚きつけているように見えます。

納豆を大量に買い込んでいる人を見ていると、その手の番組の主な視聴者層とも重なるなと気が付きました。

テレビだけでなくネットも、正しい情報だけではなく怪しい情報も流れています。

不安を少しでも和らげるために、少なくともテレビから少し離れてみるのもいいんじゃないかなと思います。

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