全国の緊急事態宣言解除
数日前から、全国の緊急事態宣言が解除される方向だと報道がちらほらと目に留まっていました。
そして今日、全ての都道府県で緊急事態宣言を解除することが正式に発表されました。
一部を除いた殆どの都道府県で解除されることが発表されてから、人出が恐ろしく増えているのを実感しています。
色々な人が言っていますが、「緊急事態宣言解除はコロナ終息ではない。まだ感染拡大防止の戦いは続く」です。
人が無防備になってきている光景を見て、第二波が来そうだなと正直なところ思っています。
人がとにかく集まる箇所が増えた
一番変わったと思ったのは、人が集団でぶらぶらと買い物や無駄に長時間滞在しがちになっている事です。
久しぶりに営業を始めたモールの店舗街のそばを通ったのですが、複数の人数でゆっくりと見て回っている人が多かったです。
この光景が「第二波がくるのは確実かもしれない」と、頭の中によぎりました。
店舗自体が再開するのはいいのですが、店側よりも客の方に緊張感があきらかになくなっている事が問題だと感じました。
休業に店舗側が色々と創意工夫で対策をしたのがわかるのですが、客側の意識がそこまで追いついていないように感じるのです。
確かに「いつもの日常」が戻ってくるのは嬉しい事ですが、まだまだ感染拡大の危機は去ってない事を忘れないようにしなければなりません。
第二波の方が多分キツイ
恐らく北海道が、現在唯一コロナの第二波を経験しているエリアだと思います。
感染はもとより、「またコロナが拡がっている」という精神的な疲れの方が大きいのではないでしょうか。
一度落ち着いたように見えたものが再び襲い掛かり、それも他所から持ち込まれた可能性が高いとなれば、更に怒りや不安感が増すでしょう。
これと同じことが、油断すると全国で起きるという事です。
リモートワーク可能なら固定化すればいいのに
感染拡大を防止するうえで、リモートワークは外せません。
- リモートワークができる職種は引き続き継続
- 今までと同じ危機意識を持つ
- 通勤手当の他にリモートワーク手当も作る
- リモートワークで出社する必要があっても、必要最小限にする
今実際にリモートワークが可能な職種なら、乱暴な意見ですが、思い切ってリモートワークを固定化するチャンスです。
あの地獄のような通勤電車に乗りたいと思う人は、ほとんどいないでしょう。
あれだけで1日の体力と気力が、ごっそりと持っていかれます。
今までさんざん言われてきた「働き方改革」を半強制的に実施して、固定化するチャンスなのかなと感じています。
コロナだけでなく、色々な感染症対策にもなります。
精神的にも体力的にも楽になる人も多くいます。
これからが本当の本番、かもしれない
これからの感染防止のほうが、むしろ本番かもしれません。
危機意識や社会的な仕組みを考える上で、後の時代から見ると転換期だった、といわれる時期を経験してるのかもしれません。
緊急事態宣言解除は、コロナ終息の宣言ではない。
これだけはしっかりと心にとめて、今まで通り注意深く生活をしていきたいと改めて思いました。