そろそろアレな世代の話をしようか

氷河期世代の雑記ブログ(趣味や日常中心)

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本格的タロットカードで自分で占ってた過去を思い出した

タロットカード持ってますか?

本格的タロットカードを持っています。

そもそもタロットカードって、一般家庭であるものなんでしょうか。

多分あんまりないものだと想像しています。

それなのに何故あるのかといえば、若かりし頃のイタイ思い出です。

 

本屋で偶然見かけたタロット占いの本が気になり、どうしても欲しくなったためです。

そのセットなのですが、中々の本格仕様のもの。

フランス製の本格手的な占い師が使うようなものでした。

捨てようと思っても手放せないものの一つです。

一時期占いにハマってた

そしてこのタロットカードですが、実際に自分で占いのために使っていました。

商売ではなく趣味で。

一時期占いにはまっていて、プラに見てもらうなら自分で占ったほうが早いのではないか?と思っていたんですね。

それで本を開いて見様見真似でやってみましたが、これがとても面倒くさくて難しいのです。

 

本に占いをする前にやるべきことと気をつけることが、細々と書かれています。

例えばカードをきれいな白い袋に入れ安静にさせておくとか、自分以外に(占い以外で)触らせないとか、初めて使うときの混ぜ方とか規則があるのです。

そして実際に占う場合も注意点が細々とあります。

カードを相談者から見てどちらから混ぜること、最低混ぜる回数、カードの意味、カードの組み合わせによる意味、カードを混ぜるときに心の中で唱えること等々。

そして占いが終わったあとにすることも、当然細々とあります。

 

こんなことを一時期自分一人でやってたのですが、これだけ細々とした「やること」は面倒だけど逆にハマるのです。

本格的な占いを自分でやっている!という気持ちになって、ワクワクするのです。

「これだけのことをしてるんだから、結果もちゃんとしたものに違いない」

という根拠のない自信。

 

実際に占いをしてみてどうだったのかといえば。

占ったのはいいものの、カードの展開と意味を解釈するのが大変なのです。

カードにはそれぞれ意味があるのですが、カード自体の意味が曖昧というか、組み合わせの解釈で「どっち?なに?」となることが多かったです。

大まかな流れはわかるのですが、やはり解釈が難しい。

占いの結果によっては良くない結果に解釈もできるし、逆にも解釈できる。

ということも多々ありました。

プロの人はこの辺のインスピレーションが優れているのか、回数をこなして解釈のパターンが身についているのか。

何故かその曖昧な解釈でさえも、本格的な世界に足を突っ込んでる感じがして嬉しかったんです。

今思うと恥ずかしいですね。

子供がちょっと難しい本を読んだり言葉を覚えて自慢をしているのと同じような感じです。

 

実際何を占っていたかというと、これもまた恥ずかしい。

「◯◯さんは△さんと付き合うか」と勝手に想像してみたり、「私はこのままの人生でいいのか」とかそんな感じ。

私がカードでも「知らないよ」って即返事しそうな内容です。

今は流石にやってません。

タロットカードは静かに眠っています。

実際に占いを自分でやってみて気がついたこと

自分でやってたタロット占いですが、何故熱が引いたのか。

・解釈が難しい

・細々とあるやるべきことの指定がだんだん面倒になってきた

・結果は流動的である

 

占いって結果が流動的なんですよ。

特にこういうカードは、その瞬間(と、ちょっぴりの期間)を見るんですね。

だから結局は「絶対的な未来」でもなんでもありません。

その瞬間強い可能性のある未来or状態を暗示しています。

そう考えると「あれ?これに頼っても仕方ないな?」と思いついたんです。

 

占いは悪いことじゃないし、一種のカウンセリングだと思っています。

だから今は占いとの距離感は「へーこんな結果でるんだ」という感じになっています。

当たるも外れるも恨みっこなし。

そんなスタンスです。

 

でもね、こういう経験があるから、占いにハマる人の心理がなんとなくわかるんですよ。

私もプロの占い師に何回か占ってもらったことがありますが、洗脳チックな人もいたし宗教的な崇拝に誘導しようとした人もいました。

心がざわついている時にこんな人に当たったら、それはそれは恐ろしいですよ。

だから注意してくださいね。

 

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