そろそろアレな世代の話をしようか

氷河期世代の雑記ブログ(趣味や日常中心)

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旅の帰り路の侘しさは何なんだろう

台風なので予定を繰り上げて自宅へ

お盆期間に関西に行っていたのですが、台風7号が当初の予定より思いっきり西寄りの進路をとりました。

 

pomu2019ab.hatenablog.jp

その為予定を少し切り上げて、帰宅のタイミングを早めました。

14日の午前中には最低でも関西圏を脱出、できれば昼前後に関東圏にいる事。

それを目標にバタバタと予定を調節して帰宅しました。

私が乗った各駅停車の新幹線「こだま」でさえも指定席はほぼ満席だったので、同じような事を考えて移動している人が多かったのでしょう。

何か落ち着かないというか、焦っているような疲れているような人が多かった印象です。

 

そんな周囲の様子でしたが、新幹線に乗っている間、自分の中にぼんやりとしたものがある事に気が付きました。

それはどんな旅の帰り道にも必ず湧いてくる感情です。

これはいったいどういう感情なのか。

不安と焦りと倦怠感がごちゃごちゃになった感じ、でしょうか。

こんな感情が湧いてくるのは、私だけなんでしょうか?

旅の終わりに必ず湧いてくる感情

旅の目的地に着くまでは、どんな気持ちでしょうか?

例え目的地で嫌な事が待っていて「行きたくない」という憂鬱な感情がわいていても、それさえ乗り越えれば良し!という前向きな感情がベースにあります。

しかし帰り道は違います。

虚しさと寂しさと心細さと不安がごっちゃになった感じ。

ちょっとだけセンチメンタル。

そして侘しさ。

 

それは移動のスピードに関係なく、乗り物の種類にも関係ありません。

只々胸の奥に湧いてくるのです。

 

なぜこんな気持ちになるのでしょうか。

自分の自宅に帰るという状況が

・否が応でも対面しなければいけない現実

・また日常に戻っていく虚しさ

・楽しいことが終わってしまったという実感

・後から湧いてくる「あれもこれもしとけばよかった」という後悔

を引っ張り出してくるのかもしれません。

 

旅は自分の日常から飛び出す特別な行動です。

いつもの自分の世界から離れて、知らないものを全身で感じます。

馴染みのない街のお店、暮らしている人、家の造り、広い海、遠くに見える山、生えている木々等々。

例え身近でよく似たようなものがあっても、どこかで非日常感があるのです。

とてもわくわくします。

それが帰宅する途中、一気に自分の日常に戻っていく感じが押し寄せてくるのです。

旅の終わりを強く感じます。

これが一番こたえます。

「〇〇をどうしようかな」「△はまだ対応してなかった」「帰ったらとりあえず食料品買わなきゃ」

そんな現実的な事が押し寄せてきて、心細さも襲ってきます。

自分が一人でいる日常に戻ってくる寂しさもあるのかもしれません。

いざ戻ってみると日常に馴染む

そんなことを思いながら日常に戻ったらどうなるか。

帰宅したその日は疲れと片づけと生活の準備で心がギュッとなって、気分が落ち込みがちになります。

しかしいつもの日々が始まった途端に、「しかたないなあ」という感情が湧いています。

正直数日間は心と体の意識のズレがありますが、自分の生活に馴染んできます。

でも「どこかに行きたい」という気持ちは、ふとした時に湧いてきます。

ここにずっといたい、ではなく、どこかにまた行きたい。

今一番強い気持ちです。

日常に戻るって、結構きついですね。

 

 

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